Hebikuzure's Tech Memo

2014年4月8日

Windows XP 最後の日

カテゴリー: Windows Info — hebikuzure @ 10:32 PM


本日、2014年4月8日(米国太平洋時間、日本標準時では4月9日16時) をもって Microsoft による Windows XP のサポートが終了します。

Windows XP、Office 2003 サポート終了の重要なお知らせ

本日 (日本時間だと明日早朝) に提供開始される更新プログラムを最後に、Windows XP に対するセキュリティ修正プログラムは一般提供されなくなります。そのリスクと対処方法については色々な Web サイトでさんざん書かれていますので、それを参照してください。

また Windows XP のサポートが終了する事に伴い、その標準 Web ブラウザーであった Internet Explorer 6 のサポートも終了します。こちらも「腐ったミルク」だのなんだのと散々に言われてきましたが、これでその役割を終える事ができるのでしょう。

その代わりと言っては何ですが、Windows 8.1 に対する大規模なアップデートである Windows 8.1 Update も本日 (日本時間だと明日早朝) に提供開始されます。MSDN サブスクリプションで早期提供されている物をインストールしてみましたが、色々と改善されている点が多く、特に非タッチ環境で利用する場合の操作性・操作効率がより高くなるのは間違いないと思います。

そしてあまり言及されていないようですが、この Update を含まない Windows 8.1 の Windows ストアからの提供は終了するようです。これ以降、Windows 8 を Windows ストアから Windows 8.1 にアップグレードすると、Windows 8.1 Update の状態に最初から更新されるようです。もし何らかの理由で「素」の Windows 8.1 が必要という方は、今から数時間のうちにアップグレードしないとダメかもしれません。

2014年4月4日

IE11 の新機能 – エンタープライズ モード

カテゴリー: Internet Explorer — hebikuzure @ 9:10 PM

Build 2014 で Windows 8.1 Update のリリースが公表され、それと共に Internet Explorer 11 も更新される事になりました。Windows 8.1 Update では色々な変更点がありますが、Internet Explorer 11 での大きな変更点は、「エンタープライズ モード」 (Enterprise Mode) の追加でしょう。またこの変更はダウンレベル (Windows 7 / Windows Server 2012) 用の IE11 にも更新プログラムとして提供される予定です。

では、この「エンタープライズ モード」とはどのような物でしょうか。詳しい解説は Internet Explorer ブログ (日本語版) の「Internet Explorer 11 向けエンタープライズ モードを利用して最新の状態を保持する」およびこの記事からもリンクがある TechNet の「What is Enterprise Mode?」に書かれていますが、ざっくり言うと『あらかじめ作成したリストに含まれるサイトやユーザーが指定したサイトを Internet Explorer 8 のエミュレーション モードで表示/動作させる機能』です。この機能により、Internet Explorer の最新の機能に対応していない Web サイトを適切に表示/動作させる事が可能になります。

同じような互換機能として「互換表示」がありますが、互換表示では IE7 モードで表示/動作が行われます

またエンタープライズ モードの特徴として、企業内での一括管理を意識した機能が用意されている点が挙げられます。エンタープライズ モードでは前述のように、以下の二つの方法で指定した Web サイトを IE8 互換モードで表示します。

  • 管理者があらかじめ作成した Web サイトのリスト
  • ユーザーの選択

企業の IT 管理者がどのサイトを IE8 モードで表示させるべきかあらかじめ調査し、その結果を元にリストを作成して組織内のクライアントに自動で配布し、それに従って IE11 を動作させる事ができます。またエンタープライズ モードで表示させるサイトをユーザーが指定できるようにした場合も、そのユーザーの指定 (指定のオン/オフ) を管理者が設置したサーバーに自動的に送信させて、ユーザーの指定情報を収集する事が可能になっています。このように企業内/組織内で IE8 互換の表示を集中管理できるようになっているのが、エンタープライズ モードの従来の「互換表示」機能との大きな違いです。

ただし「互換表示」機能は (グループ ポリシーなどで明示的に禁止しない限り) ユーザーが自身で任意に互換表示するサイトを指定できたのに対して、エンタープライズ モードでは (原則として) グループ ポリシーを通じて管理者がエンタープライズ モードの利用を許可しないと、IE8 互換モードでの表示が行えないという違いもあります。

Windows XP で利用できる最も新しい IE のバージョンが IE8 であった事も影響して、企業内のイントラネット サイトやエクストラネット サイトでは IE8 をターゲットに開発されたシステムが少なからず存在していると考えられます。これらのサイトは「互換表示」機能の IE7 エミュレーションでも、最新の Edge モードでも正しく動作しない場合があり、Windows 8 / 8.1 への移行の障害となっていたケースもあるでしょう。エンタープライズ モードはこうした問題を解消するための機能です。

将来的には Web 標準に準拠した、他のブラウザーとも相互運用性のあるシステムに移行する事が望ましいのでしょうが、現時点で最新のモダン ブラウザーでは利用できないシステムを延命させ、標準準拠のシステムに移行する時間的余裕を獲得する手段として、エンタープライズ モードを活用すると良いのでしょう。

エンタープライズ モードの利用方法

詳細情報は「What is Enterprise Mode?」の「Resources」に示されている各ページを参照してください。ここでは要約して説明します。

エンタープライズ モードを有効にするには、IE8 互換表示するサイトの指定方法に応じて以下のいずれか、または両方のグループ ポリシーを構成します。

  • ユーザーにエンタープライズ モードを利用するサイトを指定させる場合
    [コンピューターの構成] または [ユーザーの構成]
    – [管理用テンプレート]
    – [Windows コンポーネント]
    – [Internet Explorer]
    – [[ツール] メニューからエンタープライズ モードを有効にして使用できるようにする]
  • 管理者が作成したサイト一覧を使用する場合
    [コンピューターの構成] または [ユーザーの構成]
    – [管理用テンプレート]
    – [Windows コンポーネント]
    – [Internet Explorer]
    – [エンタープライズ モード IE の Web サイト一覧を使用する]

グループ ポリシー エディターの画面

[エンタープライズ モード IE の Web サイト一覧を使用する] を構成する場合

構成を [有効] にした上で、Web サイト一覧リストの場所 (URL) を指定します。

エンタープライズ モード IE の Web サイト一覧を使用する

ここで指定するリストは単純な XML データと説明されています。その詳細な仕様は「Add multiple sites to the Enterprise Mode site list using a file and Enterprise Mode Site List Manager」の「Create an Enterprise Mode site list (XML) file」セクションに解説されています。ただしこのリストを簡単に作成できるツール「Enterprise Mode Site List Manager」(EMSLM) が間もなく提供される予定 (ダウンロード センターで公開されるようです) です。作成したファイルは上記の [エンタープライズ モード IE の Web サイト一覧の場所 (URL)] で指定した URL で公開します。

Enterprise Mode Site List Manager

[エンタープライズ モード IE の Web サイト一覧を使用する] ポリシーが有効である場合、Internet Explorer 11 は起動の約65秒後に [エンタープライズ モード IE の Web サイト一覧の場所 (URL)] で指定された場所からファイルを取得します。取得したリストと、現在利用中のリストのバージョン (XML データとして記載されています) を比較し、新しいリストである事が確認されると、ダウンロードしたリストが読み込まれ、新しいリストに基づいてエンタープライズ モードでの表示が行われます。

[[ツール] メニューからエンタープライズ モードを有効にして使用できるようにする] を構成する場合

構成を [有効] にした上で、必要に応じて [ユーザーがエンタープライズ モードを有効にして使用した場合に、その対象となった Web サイトに関するレポートを受信する場所 (URL)] を指定します。(URL の指定はオプションです。指定しなくても構いません)

[ツール] メニューからエンタープライズ モードを有効にして使用できるようにする

このポリシーが [有効] に構成されると、Internet Explorer 11 の [ツール] メニューに [エンタープライズ モード] という項目が追加されます。
※メニュー バーの [ツール] メニューです。[ツール] ボタン (歯車) ではありません。

menu

ユーザーは正しく表示されなかったページでこの項目を選択する事で、ページをエンタープライズ モード (IE8 互換表示) で表示させる事ができます。ここでの選択は (互換表示機能の場合と同じように) 記憶され、次にそのページを表示した際には最初からエンタープライズ モードで表示できます。またエンタープライズ モードで表示されているページで同じメニュー項目を選択してチェックを外すと、エンタープライズ モードでの指定は解除されます。

このような操作でユーザーがエンタープライズ モードの指定のオン/オフを行った際、[ユーザーがエンタープライズ モードを有効にして使用した場合に、その対象となった Web サイトに関するレポートを受信する場所 (URL)] が設定されていれば、Internet Explorer はその URL に、ユーザーが指定した操作とそのページのアドレスを POST メソッドを使って送信します。その POST データをサーバーで処理/蓄積する事で、管理者はユーザーがどのようなサイトで互換性の問題に直面したのか、またどのようなサイトを一元管理リストに追加すべきかを確認できます。

レジストリで構成する場合

グループ ポリシーが利用できないエディションの Windows を使用しているユーザーがどうしてもエンタープライズ モードを利用したい場合は、レジストリを構成する事でエンタープライズ モードを有効にできます。構成するキーと値は以下の通りです。

  • キー
    HKEY_LOCAL_MACHINE
    または HKEY_CURRENT_USER
    SOFTWARE\Policies\Microsoft\Internet Explorer\Main\EnterpriseMode
  • 名前とデータ
    [[ツール] メニューからエンタープライズ モードを有効にして使用できるようにする] 場合
    名前 : Enable, データ : “” | {URL:port}
    ex. 名前 : Enable, データ : “” (空)
    ex. 名前 : Enable, データ : http://localhost:13000
    [エンタープライズ モード IE の Web サイト一覧を使用する] 場合
    名前 : SiteList , データ : {File or URL}
    ex. 名前 : SiteList, データ : http://localhost:8080/sites.xml

レジストリを直接編集する場合は、事前に適切なバックアップを取り、間違いがないように慎重に操作してください。

4/9 追記 : レジストリの指定方法が逆になっていたのを訂正しました

4/9 追記 :  Enterprise Mode Site List Manager (EMSLM) が公開されています http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=42501

2014年3月12日

Windows XP, Office 2003 サポート終了後の既存の修正プログラムの入手について

カテゴリー: Windows Info — hebikuzure @ 5:37 PM


Microsoft による Windows XP と Office 2003 のサポートが4月9日(日本時間) で終了する事はマスコミ報道などでも多く流れ、知っている人が増えていることでしょう。それではサポート終了後、どうしても Windows XP や Office 2003 の再インストールが必要になり、修正プログラムやサービスパックを適用したい場合はどうすれば良いのでしょうか。

実は Microsoft では「サポート終了」の後も「オンライン セルフ サポート」については最短1年間継続します。オンライン セルフ サポートというと大げさですが、要するに Microsoft の Web サイトにあるサポート技術情報などの製品情報や、トラブルシューティング ツール (Fix it など) は引き続き利用できますよ、という事です。
「マイクロソフト サポート ライフサイクル」 http://support.microsoft.com/lifecycle/ に「サポートが終了した製品に対してその後、最短 1 年間提供されます。サポート技術情報の高度な検索や FAQ 、トラブルシューティング ツール、その他のリソースを利用して、一般的な問題を解決することができます。」と記載されています。

そして既存の修正プログラムやサービスパックについても、このオンライン セルフ サポートの期間は今まで通り提供される事が Microsoft のWeb サイトで明記されています。
「セキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)」 http://www.microsoft.com/ja-jp/security/pc-security/updates-faq.aspx の「サポート切れになった製品の既存のセキュリティ更新プログラムはいつまでダウンロードできますか?」に「製品のオンラインセルフサポート終了までダウンロード可能です。」との記載があります。ですから修正プログラムやサービスパックのインストールが必要になったら、今まで通り Windows Update やダウンロード センターからのダウンロードが利用できます。

とは言え新規のセキュリティ修正プログラムはもう提供されないので、早期に計画を立ててサポートされているバージョンの Windows / Office に移行する事を強くお勧めします。

2014年3月9日

Windiows XP, Office 2003 のサポート終了まであと1月

カテゴリー: Windows Info — hebikuzure @ 8:36 PM


以前からアナウンスされていたように、2014年4月9日 (日本時間) で Windows XP と Microsoft Office 2003 のサポートが終了します。

「サポート終了」とはどういう事か、については「Windows XP/Office 2003 サポート終了のお知らせ」のページに解説がありますが、一番影響が大きいのは新規のセキュリティ更新プログラムの提供がなくなることです。今後 Windows や Office で脆弱性 (セキュリティ ホール) が発見されても、Window XP と Office 2003 にはそれを修正する更新プログラムは提供されません (※既存の修正プログラムについては当面 – 最低1年間 – はダウンロードや Windows Update で提供されます)。

Windows XP と Office 2003 を利用している方は、早急に新しい Windows と Office への移行 (またはWindows 以外のプラットフォームへの移行) を検討しましょう。最近では電子メールのやり取りと Web の閲覧、SNS の利用程度であれば、本格的な PC でなくともタブレット端末で十分、という場合もあります。自分の用途に応じた移行計画を考えてください。

ただし Windows OS 以外のタブレット端末に移行する場合、現在の Windows PC で利用/保存しているデータをそのまま利用する事が難しい場合があります。また利用できる場合もデータの移行に一定の知識と技術が必要になる場合もあります。よくわからない場合は販売店や専門のサポート業者に相談した方が良いでしょう。

Microsoft ではこのサポート終了に対応して、色々な情報やサポートを提供しています。これらも積極的に利用してみてください。

2014年3月4日

IE11 で日本語入力が意図せず「半角カタカナ」になる

カテゴリー: Internet Explorer — hebikuzure @ 6:54 PM

マイクロソフト サポート技術情報 文書番号 2931749
Windows 7 上の Internet Explorer 11 使用時、ime-mode: active 指定で半角カタカナモードになる
http://support.microsoft.com/kb/2931749/ja

Windows 7 で Internet Explorer 11を利用していると、入力フォームのある Web ページで、日本語入力 (IME) のモードが意図せず「半角カタカナ」になってしまう場合があります。例えばこちらの「テストページ」にアクセスし、「active … 日本語入力モード(変更可能)」の入力欄をクリックすると、入力が「半角カタカナ」になってしまいます。
この現象については、上記の技術情報に解説されています。

現象は以下の条件で発生します。

  • Windows 7 に Internet Explorer 11 をインストールしている
  • Microsoft Office IME を利用している
  • Web ページの入力欄 (form の input 要素) に CSS で "ime-mode: active" が指定されている

この場合、本来であれば「ひらがな」モードに切り替わる動作が適切なのですが、Internet Explorer の不具合により強制的に「半角カタカナ」モードになってしまいます。

今の所実施可能な回避策は、以下の二つです。

また近いうちに修正プログラムが提供される予定との事ですので、Windows Update で Internet Explorer の更新が新規に配信されたら、インストール後に動作を確認すると良いでしょう。

2014年1月22日

Internet Explorer での「ソース表示」

カテゴリー: Internet Explorer — hebikuzure @ 12:16 AM

Internet Explorer で表示中の Web ページのソースを表示するのに利用されるプログラムは、Internet Explorer 8 以降既定では Internet Explorer 自体に内蔵のビューアーになっています。これを以前のバージョンの Internet Explorer のようにメモ帳にしたり、あるいは別のテキスト エディターに変更する方法は、Microsoft MVP のさくしまさんのブログ「世の中は不思議なことだらけ」の『Windows 7 の Internet Explorer での「ソース表示」』に書かれているように、「F12 開発者ツール」を利用する事でした。

ところが Internet Explorer 11 では F12 開発者ツールの仕様が変更されて、「Internet Explorer ソースの表示のカスタマイズ」の機能が無くなってしまいました。そのため Internet Explorer 11 でソース表示に利用されるプログラムを変更する手順としては、さくしまさんのブログ『Windows 8.1のInternet Explorer での「ソース表示」』に書かれているように、[インターネット オプション] で [プログラム]  タブを開き、[HTML の編集] の [HTML エディター] でプログラムを指定する事になるのですが、この方法を取ると、さくしまさんの記事のように元の IE 内蔵ビューアでの表示に戻すことができなくなります。

そこでどうしても内蔵ビューアでの表示に戻したい、という場合は、以下のレジストリ キーを削除すれば良い事を手元環境 (Windows 8.1 および Windows 7 の IE11) で確認しました。

  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Default HTML Editor
  • HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\View Source Editor

ただし以下のレジストリ エントリが存在する場合は HKEY_CURRENT_USER のキーを削除しても HKEY_LOCAL_MACHINE のキーが利用されるので、内蔵ビューアを利用するにはこちらも削除する必要があります。

実際にはインターネット オプションで変更されるのは HKEY_CURRENT_USER のキーなので、インターネット オプションで設定を変更する前は、元々HKEY_LOCAL_MACHINE のキーの設定が有効になっていたはずです。
従って HKEY_CURRENT_USER のキーを削除すれば、インターネット オプションでの設定前の状態には戻るはずです。

  • HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Internet Explorer\Default HTML Editor
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Internet Explorer\View Source Editor

※レジストリ キーや値の削除をする場合は事前にバックアップを作成し、慎重に操作してください。

なお、ソースの表示に利用されるプログラムの指定は View Source Editor キーで行われていて、これだけを削除してもよさそうなものですが、[インターネット オプション] の [HTML エディター] では (メニューバーの) [ファイル] – [編集] で起動するプログラムも一緒に指定され、こちらは Default HTML Editor キーに記憶されるので、両方とも同じように削除しないと整合性が取れなくなって問題が起きるようです。

2014年1月20日

「アドオンなし」と「サードパーティ製のブラウザ拡張を有効にする」の違い

カテゴリー: Internet Explorer — hebikuzure @ 9:29 PM

Internet Explorer のトラブルシュートでは、インストールされている拡張機能を無効にして Internet Explorer を起動する方法が有効です。この拡張機能を無効にする手順としては、Internet Explorer 6 から利用されてきた「インターネット オプション」の「サードパーティ製のブラウザ拡張を有効にする」を無効にする方法と、Internet Explorer 7 以降で利用できる「アドオンなし」で起動する方法の二つがあります。

サードパーティ製のブラウザ拡張を無効にするのは、以下の手順です。

  1. Internet Explorer を起動して [インターネット オプション] を開くか、コントロール パネルから [インターネット オプション] を開きます
  2. [詳細設定] タブを開き、[サードパーティ製のブラウザ拡張を有効にする] のチェックを外します
  3. 起動しているすべての Internet Explorer を終了し、必要に応じて起動しなおします

アドオンなしで Internet Explorer を起動するのは、以下の手順です。

  1. スタート メニューで [アクセサリ] を開き、さらにその中の [システム ツール] を開きます
  2. [Internet Explorer (アドオンなし)] をクリックします
  3. ※ または、[ファイル名を指定して実行] で “iexplore.exe -extoff” を実行します

この二つの方法の違いは、無効になる拡張機能の範囲です。「アドオンなし」の方はブラウザー拡張、ActiveX、ツールバー、ブラウザー ヘルパー オブジェクト (BHO) など「アドオンの管理」の「ツール バーと拡張機能」で表示されるものすべてが無効になるのに対して、「サードパーティ製のブラウザ拡張を有効にする」を無効にする方法ではツール バンドとして作成されているツールバーとブラウザー ヘルパー オブジェクト (BHO) が無効になります (ActiveX などそれ以外の拡張機能は無効になりません)。

時々 Q&A サイトなどで質問が出ているので、参考にしてください。

参考情報 : How to disable third-party tool bands and Browser Helper Objects

2014年1月18日

IE11 で SPDY 利用を確認する

カテゴリー: Internet Explorer — hebikuzure @ 8:57 PM

Windows 8.1 の Internet Explorer 11 では Google が提唱している新しいプロトコル SPDY に対応した事は既に多くの記事などで知られていることだと思いますが、実際に ブラウザーが (従来の HTTPS ではなく) SPDY で通信している事を確認するにはどうすれば良いでしょうか。

誰でも思いつく方法としては、それぞれのブラウザーの開発者ツールを起動してネットワーク キャプチャを取得し、プロトコルが SPDY になっている事を確認する手順でしょう。これは Internet Explorer でも Chrome でも同様に利用できます。ただしページを開いた後で「このページは SPDY が使われているのかな?」と思った際にちょっと確認したいような場合、手順を踏んでもう一度ページを表示しなおす必要があるので手間がかかります。

Chrome ではそうしたニーズに応える拡張機能として「SPDY indicator」がよく知られています。これをインストールすると、SPDY で通信しているサイトを表示した際、アドレス バーに小さな緑のアイコンが表示され、それをポイントすると SPDY のバージョンなどの情報がツールチップとして表示されます。

spdy3

それでは Internet Explorer 11 ではどうでしょうか。実は IE11 では Chrome のように拡張機能をインストールしなくとも、アドレスバーをポイントするだけで SPDY が利用されている事を表示してくれます。

spdy

spdy2

ちょっとした Internet Explorer の新設機能ですので、SPDY を使っていそうなサイトを表示した場合や、本当に SPDY が利用されているか確認したい場合に、役立ててください。

2013年12月31日

今年のまとめ

カテゴリー: Information — hebikuzure @ 2:57 PM

2013年のこのブログのまとめです。

今年の更新はこれで終わりです。来年も1年間、よい情報の共有ができるよう願っています。

皆様よいお年をお過ごしください。

2013年12月28日

IE11 では “autocomplete=off” が無視される場合がある

カテゴリー: Internet Explorer — hebikuzure @ 6:18 PM

autocomplete attribute | autocomplete property
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ie/ms533486.aspx

Internet Explorer 11 では既に多く話題になっているように色々な動作変更が含まれていますが、まだあまり話題になっていないような変更点について一つ紹介したいと思います。

Internet Explroer を含む多くのブラウザーにはオートコンプリート機能があり、Web ページ上のフォームに入力したデータをブラウザー側で記憶しておき、同じフォームが表示された際に自動的に記憶したデータを自動的に入力できます。これはユーザー名とパスワードを入力するログオン画面で特に便利でしょう。

このオートコンプリートの動作を Web ページから制御する方法として、入力する要素 (タグ) に autocomplete 属性を設定する事が可能です。例えば

<input type="password" autocomplete="off">

とする事で、このパスワード入力フォームでのオートコンプリートを無効にする事ができました。(ただしこの autocomplete 属性は W3C の HTML 標準には含まれません。WHATWG ではより機能を拡張した autocomplete 属性が提示されています)

Internet Explorer 11 ではこの属性の動作に変更が加えられ、input type=password フィールドでは off が指定されていても無視されるようになりました。つまり autocomplete 属性を利用してパスワード オートコンプリートを無効にする事ができなくなりました。この事は MSDN の HTML/XHTML リファレンスに以下のように記載されています。

“As of Internet Explorer 11, the autocomplete property is no longer supported for input type=password fields.”
(http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ie/ms533486.aspx)

この動作変更の理由について、元 IE 開発チームの Eric Lawrence さんがブログで解説しています。簡単に要約すると、以下のような理由です。

  • 現実の Web ではセキュリティーの確保のためより複雑で強力なパスワードを利用する事が必要になってきている
  • しかし強力で複雑な (従って文字数も多い) パスワードをユーザーが記憶しておく事は難しい
  • そのためパスワード マネージャーの補助なしにユーザーに複雑で強力なパスワードを利用させる事は困難である
  • そこでパスワードについては (Web サイトの指定に関わらず) オートコンプリートを有効にしてパスワードが記憶できるようにした方が、ユーザーのセキュリティー確保の観点から好ましい。

これに加えて、パスワード オートコンプリートが機能しない場合、ユーザーはそれが Web ページの指定による動作であるとは思わず、ブラウザーの機能が壊れていると考え、そのためのトラブルシュートに時間を費やす場合が少なくない事も影響しているようです。

どうしてもブラウザーにパスワードの記憶をさせたくない場合は、input type="password” フィールドを利用せず、input type="text" など他の種類のフィールドや、contentEditable 属性を true にした要素にパスワードを入力させるようにします。ただしその場合は入力値のマスクはされないので、自力で (CSS や JavaScript などを利用して) 同等の動作をさせる必要があるでしょう。

パスワードをローカルに保存する事の危険性より、現実には弱いパスワードを利用する事の危険性の方が高いという考え方は正しいと思います。また複雑で強力なパスワードを使いまわし無しに利用するにはいずれにせよ何らかの補助機能が無ければ現実的でないので、ブラウザーでだけオートコンプリートをオフにしても結局別の補助手段が利用される訳で意味が無いのも確かなので、この動作変更は妥当ではないかと思うのですが、如何でしょう。

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