Hebikuzure's Tech Memo

2015年8月22日

Microsoft Edge をコマンドで起動する

Filed under: Internet Explorer, Windows Tips — タグ: , , , — hebikuzure @ 11:22 AM

Windows 10 で新しく搭載された Web ブラウザーの Microsoft Edge がそれまでの Internet Explorer と大きく異なっているのは、ユニバーサル Windows プラットフォーム (Universal Windows Platform – UWP) アプリとして作られていることです。そのため今までの Internet Explorer でのやり方がそのまま通用しないことが少なくないのですが、今回はコマンドから Edge を起動する方法について解説します。

UWP アプリでは (Windows 8 以降のストア アプリでも同様ですが) 実行ファイル (exe ファイル) をエクスプローラーでのダブルクリックなどで直接実行しても、起動することができません。この点が Internet Explorer を含む従来のデスクトップアプリと大きく異なる点の一つです。そのため Microsoft Edge も実体となる MicrosoftEdge.exe ファイルが C:\Windows\SystemApps\Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe にありますが、これをダブルクリックしても Edge を起動できません。またコマンド プロンプトや [ファイル名を指定して実行] で C:\Windows\SystemApps\Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe\MicrosoftEdge.exe を指定しても、同様に Edge は起動できません。

コマンド プロンプトや [ファイル名を指定して実行] から Edge を起動する場合は、以下のようにプロトコル ハンドラーとして Edge を指定します

  • コマンド プロンプトの場合
    start microsoft-edge:(URL)
    ex. start microsoft-edge:www.bing.com, start microsoft-edge:www.google.com など
  • [ファイル名を指定して実行] の場合
    microsoft-edge:(URL)
    ex. microsoft-edge:www.bing.com, microsoft-edge:www.google.com など

コマンド プロンプトの場合は “start” を付ける点に注意してください。

なおホームページの設定や読み込みに問題があって Edge が正常に起動/動作しない場合は、以下のように指定して強制的に空白のページで Edge を起動させると良いでしょう。

microsoft-edge:about:blank

2015年6月12日

ブラウザーの一般的なトラブルシュート(その1)

PC の用途として多くの人が利用しているのが Web ブラウザーを利用した Web サイトの閲覧や Web アプリケーションの利用でしょう。現在では電子メールや文書の作成、表計算、プレゼンテーション、写真の編集や整理など、以前は PC にインストールしたソフトウェアでなければできなかった作業が、ほとんど Web ブラウザーの中でできるようになっています。

このように便利な Web ブラウザーですが、その設定や構成などに問題が起きて正常に利用できなくなる場合がまれにあります。今回は Windows 環境においてブラウザーで Webサイトや Web アプリケーションにアクセスしてもページが開かない、正常に表示されない、機能が正しく利用できないなどの問題が起きた場合に有効なトラブルシュートを、数回にわたり解説します。

ブラウザーのキャッシュ (一時ファイル) を削除する

どのブラウザーでも同じページを何度も表示する際に、 Web サイトから同じコンテンツを繰り返し取得する代わりに、一度取得したコンテンツを一時ファイルとして蓄積し、同じページの表示の際に再利用する動作をしています。この一時ファイルの内容が何らかの原因で破損したり、一時ファイルと元の Web ページの閲覧履歴との関連付けがおかしくなったりすると、そのページが正しく表示できなくなったり、そのページ内の機能が正常に働かなくなります。また Web ページから送信されてブラウザーに保存される Cookie (クッキー) と呼ばれるデータが破損した場合も同じような現象が起きます。こうした時には、蓄積されている一時ファイルなどを削除し、正常なコンテンツを Web サイトから取得しなおすようにすれば問題は改善します。 ブラウザーのキャッシュを削除する手順は以下の通りです。

Internet Explorer の場合

  1. 開いている Internet Explorer のウィンドウをすべて閉じて、Internet Explorer を終了します
  2. Windows 7の場合は [スタート] ボタン [コントロール パネル] [ネットワークとインターネット] [インターネット オプション] の順にクリックして [インターネットのプロパティ] を開きます
  3. Windows 8.1 の場合は画面左下を右クリックするか Windows キー + X を押してクイック アクセス メニューを表示し、[コントロール パネル] [ネットワークとインターネット] [インターネット オプション] の順にクリックして [インターネットのプロパティ] を開きます
  4. [全般] タブをクリックし、[閲覧の履歴] セクションの [削除] ボタンをクリックします
  5. [インターネット一時ファイルおよび Web サイトのファイル][クッキーと Web サイト データ][履歴] にチェックを入れます。 OWA のページを [お気に入り] に登録している場合は、[お気に入り Web サイト データを保持する] にチェックを入れるか、または事前に OWA [お気に入り] から削除 (登録解除) しておいてください
  6. [削除] ボタンをクリックすると、一時ファイルなどが削除されます

Google Chrome の場合

  1. ブラウザーの右上にある、Chrome メニュー をクリックします
  2. [その他のツール] を選択します
  3. [閲覧履歴を消去] をクリックします
  4. [閲覧履歴][Cookie と他のサイトやプラグインのデータ][キャッシュされた画像とファイル] にチェックを入れます
  5. [次の期間のアイテムを消去] [すべて] を選択します
  6. [閲覧履歴データを消去する] をクリックすると、一時ファイルなどが削除されます

Mozilla Firefox の場合

  1. メニューボタン をクリックし、[オプション] を選択します
  2. [詳細] [ネットワーク] と選択します
  3. [キャッシュされた Web ページ] セクションの [今すぐ消去] ボタンをクリックします
  4. [OK] をクリックして [オプション] ダイアログ ボックスを閉じます

互換モード・エンタープライズモードを無効にする (Internet Explorer の場合)

Internet Explorer には、Internet Explorer 6 – 8 を対象に作成された古い Web サイトを正しく機能させるため「互換モード」と「エンタープライズ モード」という互換機能が搭載されています。「互換モード」が有効の場合は Internet Explorer 7 の動作が、「エンタープライズ モード」が有効の場合は Internet Explorer 8 の動作がエミュレートされます。しかし多くの Web サイトや Web アプリケーションは最新のブラウザーを対象に構築されているため、Internet Explorer がこうした古い互換モードで動作していると正しく機能しません (正常に表示/機能しなかったり、制限のある表示に切り替わってしまいます) Web サイトや Web アプリケーションが「互換モード」や「エンタープライズ モード」で表示されているかどうか、以下の方法で確認できます。

  1. Internet Explorer で当該のページにアクセスします
  2. ページが表示されたら、キーボードの F12 を押します
  3. 画面上に「F12 開発者ツール」が表示されますので、[エミュレーション] をクリックします

[モード] セクションの [ドキュメント モード] 欄が上のように [Edge] と表示されていなければ、「互換モード」や「エンタープライズ モード」で表示されています OWA の表示・機能に問題がある場合は、[ドキュメント モード] のドロップダウンリストから [Edge]を選択すると、ページが再読み込みされ本来のモードで表示されます。これで問題が改善して正しい表示・機能になっていれば、トラブルの原因は「互換モード」や「エンタープライズ モード」で表示されていたことです ※この方法での改善は一時的です。F12 開発者ツールを閉じると元の表示に戻ってしまいます ページが「互換モード」で表示する設定になっている場合は、以下の手順で互換表示設定を確認してください。

  1. Internet Explorer を起動し、ツール ボタン をクリックし、[互換表示設定] をクリックします
  2. [互換表示に追加した Web サイト] の欄に正常に機能しないページの URL が無いか探します
  3. URL が見つかったらクリックし、[削除] をクリックし、[閉じる] で終了します

「エンタープライズ モード」で表示されている場合や [互換表示設定] URL が登録されていないのに「互換モード」で表示されている場合は、ネットワークの管理者がポリシーなどで設定している可能性があります。その時は企業内・組織内の管理者に相談してください。 (次回に続く)

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