Hebikuzure's Tech Memo

2013年10月19日

「セットアップは、USB フラッシュドライブに Windows をインストールすることはできません」

Filed under: Windows トラブル — hebikuzure @ 6:38 午後

Windows 8.1 が公開されたので、Windows 8 からのアップグレードを行っている方も多いでしょう。

その Windows 8.1 へのアップグレードの際に表題のような「セットアップは、USB フラッシュドライブに Windows をインストールすることはできません」というメッセージが表示され、Windows 8.1 のインストールが完了できない場合があります。これは以前にこのブログでも書いた Windows To Go 環境への誤認が原因です。この誤認識が発生していた場合、Windows ストアを利用しようとすると「Windows ストアは、Windows To Go ワークスペースでは使用できません。」、システムのフルバックアップとシステム修復ディスクの作成をしようとすると「この機能は、ポータブルなワークステーション環境では使用できません。」などのエラーメッセージが表示されるのですが、それに気づかず、またはこうしたエラーが Windows 8.1 へのアップグレードで改善できないかと考えて Windows 8.1 をインストールすると、「セットアップは、USB フラッシュドライブに Windows をインストールすることはできません」になってしまいます。

回避方法は「Windows To Go 環境への誤認」で書いたのと同じように、誤認識を解消することです。Windows To Go 環境と誤認されている状態を回復するには、以下のレジストリ値を削除するか、データを 0 に設定します。

キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control
名前 : PortableOperatingSystem

変更後再起動が必要です。再起動したら、再度 Windows 8.1 のインストールを試しましょう。

2013年7月13日

プログラムをインストールすると「警告 1946」が表示される

Filed under: Windows トラブル — hebikuzure @ 8:23 午後

“Warning 1946” message when you install a Windows Installer package in Windows 7
http://support.microsoft.com/kb/2745126/en-us


Windows 7 に Winodws Installer ベース (msi パッケージ) のプログラムをインストールする際のエラーについて、興味深い技術情報を見つけたので解説します。

Windows 8 ではそれ以前の Windows と異なり、インストールされたプログラム (デスクトップのプログラムも含めて) はスタート画面のタイルから起動できます。そのため Windows Installer ベースのプログラムも通常はインストール時にタイルにピン留めされます。Windows 8 に含まれる Windows Installer 5.0 ではこの動作を制御し、インストール時にスタート画面にタイルをピン留めしないような、プログラムのショートカットのプロパティ設定がサポートされています。

これ以外にも Windows 8 (Windows Installer 5.0) からサポートされている、Windows Installer ベースのパッケージのオプションがいくつかあります。

こうしたオプションが設定されているプログラムを Windows 7 やそれ以前の Windows にインストールする際、表題の「警告 1946」が表示されます。ただしこの警告は無視でき、インストール自体は成功します。なぜならこれらのオプションは Windows 8 でのみ利用可能で、設定できなくとも Windows 7 以前のバージョンでの動作には影響しないからです。

もし Windows 8 に対応したプログラムを Windows 7 にインストールする際に「警告 1946 ショートカット’Shortcut name.lnk’ のプロパティ ‘System.AppUserModel.NoPin’ は設定されませんでした.」というよような警告メッセージが表示されても、これは無視することができます。

なお技術情報に書かれているように、この警告を発生させるプロパティは以下の 3 つです

  • System.AppUserModel.NoPinToStartOnInstall
  • System.AppUserModel.IsDualMode
  • System.ItemNameSortOverride

Windows 7 でも警告を表示させないようにするには、msi パッケージを作成する際にこれらのプロパティ名の代わりに以下の GUID を利用します。

GUID Property name
{9F4C2855-9F79-4B39-A8D0-E1D42DE1D5F3}, 12 System.AppUserModel.NoPin
{9F4C2855-9F79-4B39-A8D0-E1D42DE1D5F3}, 11 System.AppUserModel.IsDualMode
{B725F130-47EF-101A-A5F1-02608C9EEBAC}, 23 System.ItemNameSortOverride

2013年1月6日

Windows To Go 環境への誤認

Filed under: Windows トラブル — hebikuzure @ 10:37 午後

Windows To Go 機能についての詳細は、TechNet ライブラリの記事を参照してください


Windows 8 を利用している際に、何かのきっかけで通常の内蔵ディスク (ハードディスク、SSD) にインストールされている Windows が、Windows To Go で起動されている環境と誤認される場合があるらしいのです。その場合、以下のようなトラブルが発生します。

  • Windows ストアが利用できない
  • 休止状態が無効になる
  • システムのフルバックアップとシステム修復ディスクの作成ができない
  • Windows のリフレッシュができない

それぞれ「Windows ストアは、Windows To Go ワークスペースでは使用できません。」や「この機能は、ポータブルなワークステーション環境では使用できません。」などのエラーメッセージが表示されますので、Windows To Go 環境と誤認されていることが推測されます。またこの現象については以下のように Microsoft Community や TechNet フォーラムでも何件か質問が出ているのである程度の発生頻度があるようです。

これらの質問への回答の中で「My computer thinks it’s a Windows To Go computer but it’s not…」の Rahul Ramadas さん (Microsoft の人ですね) の回答と説明が詳しいので、それについて簡単に解説したいと思います。

Rahul さんによれば、この現象は一時的に接続した USB メモリ デバイスと内蔵ディスクのディスク ID が重複してしまった場合に、Windows が起動しているデバイス (本来は内蔵ディスク) を Windows To Go で利用するリムーバブル メディアであると誤認して発生するようです。Windows で利用しているディスク ID は以下の手順で確認できます (USB デバイスの場合は接続した状態で実行します)。

  1. コマンドプロンプトを管理者として実行します
  2. diskpart を実行します
  3. list disk コマンドを実行します
  4. 表示されたディスク一覧から、ID を表示したいディスクの番号を確認します
  5. select # (# は上で確認したディスクの番号) コマンドを実行してディスクを選択します
  6. unique disk コマンドを実行すると、ディスク ID が表示されます
  7. exit コマンドを実行し、diskpart を終了します

Windows To Go 環境と誤認されている状態を回復するには、以下のレジストリ値を削除するか、データを 0 に設定します。

キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control
名前 : PortableOperatingSystem

変更後再起動が必要です。

また内蔵ディスクと重複している USB デバイスのディスク ID を削除するには、USB デバイスを接続した上で以下の手順を実行します。ただし USB デバイスの内容が削除されるので、事前に必要に応じてバックアップを取ってください。

  1. コマンドプロンプトを管理者として実行します
  2. diskpart を実行します
  3. list disk コマンドを実行します
  4. 表示されたディスク一覧から、USB デバイスのディスクの番号を確認します
  5. select # (# は上で確認したディスクの番号) コマンドを実行してディスクを選択します
  6. clean コマンドを実行します
  7. exit コマンドを実行し、diskpart を終了します

「6.」の手順で unique disk id=XXXXXXX (XXXXXXX は正しい形式の新しいディスク ID) を実行して新しいディスクID を割り当てることもできるようですが、正しい形式の新しいディスク ID を作成する方法が無いので、基本的には上記のように clean でディスク内容を初期化する方が良さそうです。

現在の内蔵ディスクのディスク ID を調べて、それに +1 するという方法もあるようですが、本当にそれで問題ないのかどうかは不明です。

2011年6月23日

MS11-043 (KB2536276) をインストールすると、Samba サーバーに接続できなくなる

Filed under: Windows トラブル — hebikuzure @ 10:36 午後

MS11-043: Vulnerability in SMB Client could allow remote code execution: June 14, 2011
http://support.microsoft.com/kb/2536276/en-us


今月のセキュリティー更新プログラムとして公開されたSMB クライアントの脆弱性に関する修正プログラムをインストール後、一部の Samba サーバー (Linux ベースのサーバーや、NAS) のネットワーク共有にアクセスできなくなる現象が発生する場合があります。この問題はクライアントとサーバーが平文のパスワードを利用するように構成されている場合に発生します。(Bug 8238 -Windows security patch KB2536276 prevents access to shares)
この現象とその回避策はサポート技術情報 2536276 に記載されていますので、もし修正プログラムのインストール以降 Samba ベースのネットワーク共有にアクセスできなくなった場合、以下の回避策を試してみましょう。

回避策
Samba サーバー側

構成ファイル (通常は smb.conf) に

Encrypt passwords=Yes

を追加する

クライアント側

以下のレジストリ値を構成する (レジストリ値が存在していれば下記のデータに修正し、もし存在していなければ作成する)

キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\services\LanmanWorkstation\Parameters
名前 : EnablePlainTextPassword
種類 : REG_DWORD
データ : 0

構成後、コンピュータを再起動する

さらにドメイン名またはワークグループ名が UNICODE で 3 文字未満の場合に問題が発生するので、最低でも 3 文字以上の名前とする

2011年1月7日

Msinfo32.exe ツールを実行すると、エラー メッセージが表示される

Filed under: Windows ツール, Windows トラブル — hebikuzure @ 6:20 午後

You may receive an error message when you run the Msinfo32.exe tool in Windows 7 or Windows Server 2008 R2
http://support.microsoft.com/kb/977620/en-us


別のブログでは書いていたが、こちらでは紹介していなかったので、改めて最新情報を含めて掲載しておこう。

Msinso32 (システム情報) ツールは Windows のハードウェア / ソフトウェアのさまざまな情報を収集・表示してくれる便利なツールだが、特定の Windows 7 / Windows Server 2008 R2 環境ではこのツールの実行時にエラーが発生する事が確認されている。「特定の環境」というのは、Microsoft Office IME 2007 SP2 または Microsoft Office IME 2010 がインストールされていて、それか標準の IME に設定されている場合だ。
この環境で Msinfo32.exe を実行すると、エラー メッセージが表示されてシステム情報を収集できない場合がある。また /nfo や /report などのスイッチを付けて Msinfo32.exe を実行して直接システム情報をファイルに書き込もうとすると、ファイルは作成されるが内容が空 (エラー メッセージだけ) になってしまう。

この問題は元々 IME 2007 SP2 で発生する事が上記のマイクロソフト サポート技術情報に掲載されていたのだが、私が仕事で検証をしてして IME 2010 でも発生する事や /nfo や /report などのスイッチを付けた際の挙動を確認した。そのためマイクロソフトのサポートに調査を依頼していた件で、その調査結果を反映させてサポート技術情報 (英語版) が更新されたので、このブログでも取り上げている。
いずれの IME がインストールされている場合でもエラーの原因は Windows に含まれる Msinfo.exe の不具合で、修正プログラムが用意されている。また標準の IME を Office IME 以外のものに変更する事でも現象が回避できる。

修正プログラムの入手方法や IME の変更方法についてはこちらに書いているので参照してほしい。
またこの修正プログラムは近くリリースされる予定の Windows 7 Service Pack 1 / Windows Server  2008 R2 Service Pack 1 に収録される。

2010年10月27日

未フォーマット ボリュームをマウントしてフォーマットすると誤ったボリュームがフォーマットされる

Filed under: Windows トラブル — hebikuzure @ 8:29 午後

MSKB 2360987
FIX: The wrong volume is formatted when a raw volume is mounted on an NTFS folder on a computer that is running Windows Server 2008 R2 or Windows 7
http://support.microsoft.com/kb/2360987/en-us


NTFS 形式のディスクでは、ボリューム (ドライブ) 内のフォルダーを作成してそのフォルダーに別のボリューム (ドライブ) をマウントし、あたかも一つのドライブであるかのように扱う機能がある。ところが Windows 7 でこの機能を使って未フォーマットのボリュームをマウントしてフォーマットすると、マウントした未フォーマットのボリュームではなくマウント先のボリュームがフォーマットされてしまうというかなり致命的な不具合がある。
この不具合と、それに対する修正プログラムの情報が上記のサポート技術情報 2360987 に記載されている。

記載されている問題が発生する操作は以下の通りだ。

  1. Windows 7 または Windows Server 2008 R2 で NTFS ボリュームに新しいフォルダーを作成する
  2. 別のボリュームを接続するためにマウント ポイントまたはリバース (再解析) ポイントにする
  3. 未フォーマットのボリュームを上記のフォルダーにマウントする

この操作を行うと、ボリュームをフォーマットするよう促すダイアログが表示される。ここで [フォーマット] を選択すると、正しくないボリュームがフォーマットされる。
例えば E:\mount フォルダーに未フォーマットのボリュームをマウントした場合、マウントしたボリュームではなく E ドライブがフォーマットされてしまう。

原因は Shell32.dll に含まれるディスク フォーマットの機能がマウント ポイントに配慮していないためで、問題が起きないようにするには修正プログラムの適用が必要になる。
修正プログラムは技術情報の左上の方にある “View and request hotfix downloads” をクリックし、リクエストを送信すれば入手できる。

もちろんボリュームをマウントする前にフォーマットしておく方法でも現象を回避する事は可能だ。

2010年10月1日

「Windows 7 で Media Center の設定をすると毎日決まった時間にコンピューターが意図せず起動する」問題の Fix it

Filed under: Windows トラブル — hebikuzure @ 3:18 午後

以前に「Windows 7 で Media Center の設定をすると毎日決まった時間にコンピューターが意図せず起動する」という記事を掲載して、マイクロソフト サポート技術情報 979878 「Windows 7 ベースのコンピューターが予期せず毎日特定の時刻にスリープ状態から復帰する」に記載されている現象について解説した。

その際にこの問題の回避方法の手順がちょっと面倒なので Fix it が提供される事を望むと書いたのだが、技術情報が更新されて Fix it がリリースされている事を確認した。
Fix it が提供されている
当該の問題が発生している場合は、この Fix it を試すと良いだろう。

2010年8月13日

Active Directory 環境でアンチウイルス ソフトに起因するトラブルを回避する

Filed under: Windows トラブル — hebikuzure @ 7:15 午前

Virus scanning recommendations for Enterprise computers that are running currently supported versions of Windows
http://support.microsoft.com/kb/822158/en-us


Active Directory は Windows Server と Windows クライアントで構成されたネットワークで、各コンピュータとそれにログオンするユーザーを管理運用する優れたソリューションですが、その機能の実現のために特定のファイルやレジストリが利用されています。そのためそうしたファイルやレジストリへのアクセスに支障が出ると、コンピュータやユーザーの設定が正しく構成されなかったり、安定性に問題が生じる場合があります。
一方、アンチウイルス ソフトウェアは今日のコンピュータ セキュリティーの重要な要素であり、実運用環境にあるコンピュータのすべてにインストールし動作させる事が望ましいのですが、多くのアンチウイルス ソフトウェアでは「リアルタイム監視」などの機能で、他のプログラム (プロセス) がファイルを開く動作をフックして、他のプログラム (プロセス) より先にファイルの内容が安全であるかスキャンする動作をしています。こうした動作の結果として、Active Directory の機能でファイルへのアクセス (レジストリ アクセスのためのレジストリ ファイルのアクセスも含む) が行われる際、アンチウイルス ソフトウェアが同じファイルにアクセスする動作が発生し、アンチウイルス ソフトウェアの動作速度やタイミングによっては Active Directory の機能でファイルへのアクセスが失敗してしまう場合が考えられます。
実際にこうした問題が生じる場合があるため、一時的な回避策として、また Active Directory の動作上の問題の原因がアンチウイルス ソフトウェアにあるのかどうかを切り分けるためのガイドラインとして、サポート技術情報が公開されています。

Virus scanning recommendations for Enterprise computers that are running currently supported versions of Windows
http://support.microsoft.com/kb/822158/en-us
現在サポートされているバージョンの Windows を実行しているエンタープライズ コンピューターでウイルス スキャンを行う場合の推奨事項
http://support.microsoft.com/kb/822158/ja

特定のフォルダやファイルをアンチウイルス ソフトウェアのスキャンから除外する事で現象が回避できるなら、原因はアンチウイルス ソフトウェアの動作にあると考えられる。技術情報にも書かれているが、スキャンから除外する事はセキュリティー レベルを低下させる事につながる。そのため回避策としては一時的な採用に留め、アンチウイルス ソフトウェアのベンダーに相談する (サポートを求める) 事が技術情報でも推奨されている。

技術情報の日本語版が機械翻訳なので、以下に簡単に概要を記す。あくまでも「概要」なので、実環境に適用する場合は原文とそこからリンクされている関連情報を熟読した上で、利用者自身の判断とリスクで行う事。

注意事項
ファイルをスキャンから除外する場合、拡張子のみで除外をしていしない事。同じ拡張子のファイルは他の用途にも利用されており、それらすべてを除外する事は危険である。可能な限りフォルダ名 (パス) とファイル名で除外するファイルを限定すること。

Windows クライアントと Windows サーバーの場合

以下のフォルダ/ファイルを除外する

  • Windpws Update と自動更新のファイル
    • %windir%\SoftwareDistribution\Datastore フォルダの Datastore.edb
    • %windir%\SoftwareDistribution\Datastore\Logs フォルダ、特に Res*.log、Res*.jrs、Edb.chk、Tmp.edb
  • Windows のセキュリティー ファイル
    • %windir%\Security\Database フォルダの *.edb、*.sdb、*.log、*.chk、*.jrs
  • グループ ポリシーの関連ファイル
    • %allusersprofile% フォルダの NTUser.pol
    • %Systemroot%\System32\GroupPolicy フォルダの Registry.pol

Windows Server 2008 R2, Windows Server 2008, Windows Server 2003, Windows 2000 ドメイン コントローラーの場合

以下のフォルダ/ファイルを除外する

  • ACtive Directory とそれに関連したファイル
    • HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\NTDS\Parameters\DSA Database File で示されているフォルダ (既定は %windir%\Ntds) の Ntds.dit と Ntds.pat
    • HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControl\SetServices\NTDS\Parameters\Database Log Files Path で示されているフォルダ (既定は%windir%\Ntds) の EDB*.log、Res*.log、Res*.jrs、Ntds.pat
    • HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\NTDS\Parameters\DSA Working Directory で示されているフォルダの Temp.edb、Edb.chk
  • SYSVOL のファイル
    • HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\NtFrs\Parameters\Working Directory で示されているフォルダ (既定は %windir%\Ntfrs) の edb.chk、Ntfrs.jdb、*.log
    • HKEY_LOCAL_MACHINE\System\Currentcontrolset\Services\Ntfrs\Parameters\DB Log File Directory で示されているフォルダ (既定は %windir%\Ntfrs) の Eedb*.log、Edb*.jrs (Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 の場合) と JetLogEdb*.jrs (Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 の場合)
    • HKEY_LOCAL_MACHINE\System\Currentcontrolset\Services\NtFrs\Parameters\Replica Sets\GUID\Replica Set Stage で示されているフォルダ (既定は %systemroot%\Sysvol\Staging areas) の Nntfrs_cmp*.*
    • %systemroot%\SysvolSysvol フォルダの以下のファイル
      • *.adm
      • *.admx
      • *.adml
      • Registry.pol
      • *.aas
      • *.inf
      • Fdeploy.inf
      • Scripts.ini
      • *.ins
      • Oscfilter.ini
  • FSR プレインストール フォルダ (Replica_root\DO_NOT_REMOVE_NtFrs_PreInstall_Directory) とそのサブ フォルダ内のの Ntfrs*.*
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\System\Currentcontrolset\Services\DFSR\Parameters\Replication Groups\GUID\Replica Set Configuration File=Path > で示されている場所 (既定は %systemdrive%\System Volume Information\DFSR) にある以下の DFSR データベースと作業ファイル
    • $db_normal$
    • FileIDTable_2
    • SimilarityTable_2
    • *.xml
    • $db_dirty$
    • Dfsr.db
    • Fsr.chk
    • *.frx
    • *.log
    • Fsr*.jrs
    • Tmp.edb
  • FRS または DFSR で複製されるSYSVOL のファイル
  • DHCP のファイル
    • %systemroot%\System32\DHCP フォルダの以下のファイル
      • *.mdb
      • *.pat
      • *.log
      • *.chk
      • *.edb

Windows Server 2008, Windows Server 2003, and Windows 2000ドメイン コントローラーの場合

  • DNS のファイル
    • %systemroot%\System32\Dns フォルダの *.log、*.dns、BOOT
  • WINS のファイル
    • %systemroot%\System32\Wins フォルダの *.chk、*.log、*.mdb

Hyper-V を利用している場合

以下のサポート技術情報を参照の事

Virtual machines are missing in the Hyper-V Manager Console or when you create or start a virtual machine, you receive one of the following error codes: “0x800704C8”, “0x80070037” or “0x800703E3”
http://support.microsoft.com/kb/961804/

繰り返しになるが、実環境に適用する場合は原文とそこからリンクされている関連情報を熟読した上で、利用者自身の判断とリスクで適用して欲しい。

2011/12/16 追記 KB822158 が日本語化されているのに気付いたのでその部分を修正しました。

2010年4月29日

IE8 で Office Web コンポーネントに入力した文字が突然消える

Filed under: Windows トラブル — hebikuzure @ 10:10 午前

Entered characters are unexpectedly deleted in a Web page that loads Office Web Components in Internet Explorer 8
http://support.microsoft.com/kb/978454/en-us


Office Web コンポーネント (OWC) は Microsoft Office の機能の一部を実現する ActiveX コントロールで、グラフ、ピボットテーブル、スプレッドシートを Internet Explorer で表示した Web ページ中で表示 / 編集できる。Excel で作成 / 管理しているデータを簡単に Web で取り扱う事ができるので、イントラネットなどで割とよく使われているテクノロジーだ。

便利な OWC だが Microsoft ではこのテクノロジーを廃止する予定となっており、今後セキュリティ修正以外の新しいバージョンの OWC が提供される事は無い。Excel データを Web で扱う場合は、WebDAV や SharePoint などを使ってサーバー上の Excel データをクライアントの Excel で直接開けるようにするか、または Excel Services を使ってサーバー サイドで処理を行うか、いずれかが推奨されている。

この OWC の ActiveX で表示されているページを Internet Explorer 8 で表示してスプレッドシートなどに文字を入力していると、突然入力中の文字が消えてしまうという問題について、上記のサポート技術情報が公開されている。
問題の原因は IE8 に搭載された自動クラッシュ回復機能でエラーが発生するためで、5 秒ごとに文字カーソルのフォーカスがリセットされてしまい、そのタイミングで入力中の文字も消えてしまう。そのためこの機能を無効にすれば現象は回避できる (既定では有効)。自動クラッシュ回復機能を無効にするには、[インターネット オプション] の [詳細設定] タブの [ブラウズ] セクションにある [自動クラッシュ回復機能を有効にする] のチェックをオフにして [OK] をクリックし、Internet Explorer を再起動すれば良い。

また原因となるエラーの発生を改修した修正プログラムも用意されているので、これを適用する事で自動クラッシュ回復機能を有効にしたまま問題を回避できる。修正プログラムはサポート技術情報の上部にある “View and request hotfix downloads” をクリックしてリクエストできる。

2010年4月26日

HDMI 接続の外部ディスプレイで DVD を再生した後、内蔵モニターで表示できなくなる

Filed under: Windows トラブル — hebikuzure @ 4:48 午前

A laptop display does not switch back to the internal monitor after you play a DVD on an external monitor and you disconnect the HDMI cable
http://support.microsoft.com/kb/981721/en-us


装備するテレビやプロジェクターが増えているので、HDMI を使って外部ディスプレイとノート PC と接続する事も少なくないだろう。
そうした際に、特定のシナリオで外部ディスプレイを切り離した後内蔵ディスプレイに何も映らなくなってしまうトラブルが発生する場合がある事が技術情報として公開されている

この問題が発生するのは以下の状況の場合だ。

  1. ノート PC で Windows 7 または Windows Server 2008 R2 を実行している
  2. HDMI ケーブルを使って液晶テレビなどの外部ディスプレイと接続する
  3. ディスプレイ モードを ”プロジェクターのみ” にする (内蔵ディスプレイを無効にする)
  4. コピー保護された DVD を Windows Media Player や Windows Media Center で再生する
  5. HDMI ケーブルを外す

この手順であれば本来なら HDMI ケーブルを外したタイミングで内蔵ディスプレイが有効になるはずだが、実際には有効にならず、デスクトップ画面が表示されないため操作ができなくなってしまう。(外部ディスプレイに HDMI 接続しなおすと、そちらには表示できる)

一時的な回避策としては、外部ディスプレイに HDMI 接続しなおす、リモートデスクトップなどでログオンして操作する、などが考えられるが、修正プログラムが提供されているのでこれをインストールしておけばこの問題は発生しなくなる。
修正プログラムはサポート技術情報の上部 “View and request hotfix downloads” をクリックしてリクエストすれば良い。

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