Hebikuzure's Tech Memo

2014年8月31日

ポッドキャスト「Internet Explorerのちょっとした小技」

Filed under: Internet Explorer — hebikuzure @ 11:15 AM


WoodStreamのデジタル生活 (マイクロソフト系Podcast) 第255回 Internet Explorerのちょっとした小技
http://windows-podcast.com/podcast/archives/431


Microsoft MVP木沢 朋和さんは毎週 Windows 関連の話題をポッドキャストで配信されていますが、今週の内容が「Internet Explorerのちょっとした小技」ですので、紹介させていただきます。

参考になると思いますので、ぜひご一聴を。

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「はじめての Fiddler」を開催しました

Filed under: Information — hebikuzure @ 11:02 AM


はじめての Fiddler・Web デバッガー Fiddler を使ってみよう! 初心者のためのワークショップ
http://peatix.com/event/47703/


このブログでも何度か紹介している Web デバッガー Fiddler の初心者向けチュートリアル イベント「はじめての Fiddler」を開催しました。定員 30 名の所、それを越える多くの皆様からお申し込みをいただき、全員に参加していただけなかったのが心苦しい所ですが、ご参加いただいた皆さん、またキャンセル待ちでご参加いただけなかった皆さん、ありがとうございました。

なおこの企画はキャンセル待ちでご参加いただけなかった方も多いため、リピート セッションとして同内容でもう 1 回開催する予定で現在調整中です。開催が決まりましたら改めてこのブログでも告知いたします。

開催にあたって、会場提供で株式会社gloops様、参加者へのノベルティ提供で日本マイクロソフト株式会社様にご協力いただきました。また当日の運営やセッションで、FiddlerScript のデモセッションをご担当いただいた本田 崇さんはじめ多くの方のご協力をいただきました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。

なお、当日のセッション資料や参考情報は以下のページで公開しております。

2014年8月20日

TrustedInstaller (Windows Modules Installer) が Error 126で起動できない

Filed under: Windows トラブル — hebikuzure @ 9:32 PM


Error message when you start the Windows Modules Installer service (TrustedInstaller): "System Error 126: The specific module could not be found"
http://support.microsoft.com/kb/959077/en-us


Windows Vista 以降も、Windows 7 や Windows 8 / 8.1 では Windows コンポーネントのインストール/アンインストールや更新プログラムのインストール/アンインストール の際に TrustedInstaller サービスが起動され、処理が行えます。TrustedInstaller は Windows のシステム ファイルに対して高い特権で動作するようになっており、それ以外のプロセス (ユーザーの誤操作や誤った動作をするサードパーティのアプリケーション、さらにはマルウェア) から重要なファイルを保護しています。

そのように重要な役割を持っている TrustedInstaller ですから、何らかの理由で正しく動作しなくなると、Windows の機能の有効化 / 無効化や更新プログラムのインストールなどがエラーで行えなくなってしまいます。例えば以下のようなエラー メッセージが出たり

2717860

コマンド プロンプトで net start TrustedInstaller を実行すると、以下のように ”System error 126” が発生します。

2717861

このようなエラーが発生する場合の対処方法についてのサポート技術情報が公開されていますので、簡単に解説します。

Error message when you start the Windows Modules Installer service (TrustedInstaller): "System Error 126: The specific module could not be found"
http://support.microsoft.com/kb/959077/en-us

このエラーの原因として、以下のレジストリ キーの破損が考えられます。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Component Based Servicing\Version

その場合、正しい構成に戻すことでエラーが改善できる場合があります。その手順は以下の通りです。

  1. C:\Windows\Servicing\Version を開くと中に "6.1.7600.16385" というような数字で構成されたフォルダーがあります。このフォルダー名を TrustedInstaller ID として控えておきます
  2. C:\Windows\WinSxS を開き、以下のような名前のフォルダーを見つけます (実際には _none の後ろにまだ続きます)
    32-bit Windows
    x86_microsoft-windows-servicingstack_31bf3856ad364e35_TrustedInstaller ID_none……
    64-bit Windows
    amd64_microsoft-windows-servicingstack_31bf3856ad364e35_TrustedInstaller ID_none……
  3. 見つかったフォルダー名を控えておきます。
  4. レジストリ エディターを開き、以下のキーを開きます
    キーが無い場合は作成します。作成する場合はまず “Component Based Servicing” キーの所有者を取得する必要があります
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Component Based Servicing\Version
  5. Version キーの配下に、既定以外に以下のような値が一つだけ存在するように編集します
    名前 : 1. で調べた TrustedInstaller ID
    種類 : REG_EXPAND_SZ (展開可能な文字列)
    データ : %SystemRoot%\WinSxS\3. で控えたフォルダー名 (C:\WIndows\WinSxS\ としてはダメです)
  6. レジストリ エディターを終了し、TrustedInstaller が起動できるか確認します

Internet Explorer の修正プログラム kB2991509

Filed under: Internet Explorer — hebikuzure @ 8:27 PM


Internet Explorer may become slow or unresponsive when web applications implement consecutive modal dialog boxes
http://support.microsoft.com/kb/2991509/en-us


8月13日 に Internet Explorer の累積的更新プログラム (http://support.microsoft.com/kb/2976627) がリリースされたばかりですが、セキュリティではない問題の修正プログラムが8月14日に公開されています。

修正内容は、MS14-037 (http://support.microsoft.com/kb/2962872/) または MS14-051 (http://support.microsoft.com/kb/2976627/) のセキュリティ更新プログラムをインストール後、Web サイト/アプリケーションで連続してモーダル ダイアログを開くような動作があると Internet Explorer の動作が極端に遅くなったり応答がなくなったりする問題への対応です。

この問題は MS14-037 または MS14-051 をインストールした Internet Explorer 7 から 11 までのすべてのバージョンで発生します。そのため修正プログラムも Windows Vista 上の Internet Explorer 7 用から、Windows  8.1 上の Internet Exploer 11用まで用意されています。

修正プログラムはこちらの技術情報のページにダウンロード ページへのリンクがありますので、手動でダウンロードしてインストールできます。インストールの前提条件は、MS14-051 がインストールされていることです。ただしこの修正プログラムの内容は、次の Internet Explorer の累積的更新プログラムに含まれると考えられますので、現時点で不具合の影響を受けていなければ、強いてインストールする必要はないでしょう。

なお手元でこの修正プログラムをインストールして確認してみましたが、インストール後も Internet Explorer のバージョン情報に変化はありませんでした。実際に更新されるファイルも Internet Explorer のコンポーネントの一部のみでした。

手元では以下のファイルが更新されました。
ieetwcollector.exe
ieetwcollectorres.dll
ieetwproxystub.dll
ieUnatt.exe
iernonce.dll
iesetup.dll
jsproxy.dll
msrating.dll
mshtml.dll

2014年8月8日

Internet Explorer のサポートライフサイクルが変更されます

Filed under: Internet Explorer — hebikuzure @ 3:09 PM


Stay up-to-date with Internet Explorer
http://blogs.msdn.com/b/ie/archive/2014/08/07/stay-up-to-date-with-internet-explorer.aspx


Internet Explorer のサポート ライフサイクルを変更する事が Microsoft の IEBlog で公表されています。またサポート ライフサイクルのページでも既にライフサイクルに関する記述が変更されています。

従来 Internet Explorer は Windows OS のコンポーネント (一部) として提供されるので、Windows に含まれるバージョンの Internet Explorer のサポート ライフサイクルは元の Windows のライフサイクルと同じでした。例えば Windows XP に含まれる Internet Explorer 6 のサポート終了は、Windows XP と同じ 2014年4月でしたし、Windows 7 に含まれる Internet Explorer 8 のサポート終了は Windows 7 と同じ 2020年1月の予定でした。

この方針が変更されることになり、2016年1月以降、現在リリースされているバージョンの Windows では、その Windows にインストール可能な最新版の Internet Explorer のみをサポートし、それより古いバージョンの Internet Explorer はサポートを終了するとされています。例えば Windows 7 上の Internet Explorer 8 / 9 / 10 は 2016年1月でサポートが終了します。サポート終了によって提供されなくなるのは以下の二つです。

  • セキュリティ更新を含む更新プログラムの提供
  • テクニカル サポートの提供 (有償、無償を問わず。オンライン セルフ サポートは一定期間利用可能)

サポート方針変更の理由として、IEBlog では次のような事を挙げています。

  • セキュリティの向上
    新しいバージョンの IE は古いバージョンに比べてマルウェアなどの攻撃に対する耐性が高い、多くのセキュリティ機能を搭載しています。
  • 生産性の向上
    新しい IE は古い IE に比べてレンダリングも JavaScript の実行も高速になっているので、Office 365 のような Web アプリケーションの動作が軽快になり、生産性が向上します。
  • (古いバージョンでの) 機能の欠如
    他のブラウザーの最新版や新しいバージョンの IE に搭載されている Web 標準の機能の多くが古い IE には搭載されておらず、Web サイト/Web アプリケーションの動作に互換性がありません。

こうした理由から、古いバージョンの Internet Explorer の利用をやめて、新しいバージョンに変更する事は、ユーザーにとっても Web サービスの提供者や開発者にとっても大きなメリットがあると IEBlog では述べられています。

2016年1月以降にサポートされる Internet Explorer のバージョンは、Windows のバージョンに応じて以下の表のようになります。(記載のないサービス パック レベルの Windows は、サービスパック ポリシーでサポートされないバージョンです)

Windows のバージョン

Internet Explorer のバージョン

Windows Vista SP2 Internet Explorer 9
Windows Server 2008 SP2 Internet Explorer 9
Windows 7 SP1 Internet Explorer 11
Windows Server 2008 R2 SP1 Internet Explorer 11
Windows 8.1 Internet Explorer 11
Windows Server 2012 Internet Explorer 10
Windows Server 2012 R2 Internet Explorer 11

今回の変更により、Internet Explorer 8 のサポートは 2016年1月で終了する事になり、また比較的シェアの少ない Windows Vista + IE9 の組み合わせも Windows Vista 自体のサポート ライフサイクルが 2017年4月に終了するので、その時点でサポートされる Internet Exploere は 実質的に 11 のみになります (もちろんそれまでに “Windows 9” と Intenret Exploere “12” がリリースされていれば、それもサポートされます)。これは Web 開発者にとっては大きな朗報でしょう。将来的には Internet Exploere のバージョンごとの細かな違いを吸収するためのコードであれこれ悩む必要がなくなるでしょう。

ただし企業内の IT 管理者にとっては大きな課題が発生したと言えるかもしれません。Windows XP からの移行で (私もそう言いましたし、多くのエキスパートも避けた方が良いと主張した) Windows 7 + IE8 の環境を選択した所は、それで 2020年までをまかなうつもりだった予定が一挙に崩壊です。もっとも Internet Explorer 11 には Internet Explroer 8 互換で動作する「エンタープライズ モード」が搭載されており、またエンタープライズ モード自体は Windows 7 のサポートが終わる 2020年1月までサポートされる事が今回の変更と併せて公表されています。エンタープライズ モードを利用すればほとんどの問題は解決できるでしょう。

2016年1月に向けてユーザーが取るべき行動は次のようになります。

  • コンシューマ ユーザー
    もし最新版の Internet Exploer を利用していなければ、自動更新を有効にして、Internet Explorer のインストールが推奨されたら必ずインストールしましょう。
    既に最新版の Internet Exploer を利用している場合は、何もする必要はありません。
  • エンタープライズ ユーザー
    既に最新版の Internet Exploer を利用している場合は、何もする必要はありません。
    古いバージョンの Internet Explorer を利用している場合は、エンタープライズ内で利用している Web システム/Web アプリケーションが Internet Explorer 11 で問題なく利用できるか、検証を早急に開始しましょう。問題がある場合は、エンタープライズ モードで改善できるか調査しましょう。
    エンタープライズ ユーザーやエンタープライズ内の開発者向けの互換性についての情報が、以下から得られます。

なお、前述のように 2016年1月までの間に “Windows 9” と Intenret Exploere “12” がリリースされる可能性がありますが、もし Intenret Exploere “12” がダウンレベル (Windows 7 や Windows 8.1) にも提供されるとしたら、同じポリシーが適用される事になるでしょう。ただしその場合は、サービスパック ポリシーと同様一定期間 (1~2年間) の猶予期間が設けられると考えられます。

2014年8月7日

Internet Explorer で古いActiveX のブロックを開始

Filed under: Internet Explorer — hebikuzure @ 12:01 PM

Internet Explorer begins blocking out-of-date ActiveX controls
http://blogs.msdn.com/b/ie/archive/2014/08/06/internet-explorer-begins-blocking-out-of-date-activex-controls.aspx


間もなく (日本時間だと 8 月 13 日の早朝)  8 月分の Microsoft 製品の更新プログラムがリリースされて Windows Update で提供されますが、これに含まれる Internet Explorer の更新プログラムで、重要な機能の追加が行われることが IEBlog で紹介されています。

追加される機能は "Out-of-date ActiveX control blocking" と呼ばれるもので、Microsoft が提供するリストに基づいて、脆弱性のある古い (out-of-date) ActiveX コントロールの実行をブロックするものです。この機能は、以下の場合に有効になります。

  • Windows 7 SP1 上の Internet Explorer 8 から Internet Explorer 11 までのバージョンを利用している
  • Windows 8 以上のバージョンの Windows でデスクトップの Internet Explorer を利用している
  • イントラネット ゾーンと信頼済みサイト ゾーン以外のゾーンのサイトを開く

これらの条件で、古い ActiveX コントロールを有効にしようとするページを開くと、以下のような警告が表示されます。

Prompt telling user that the page has loaded an out of date ActiveX control in Internet Explorer 9-11.
Internet Explorer 9 から 11 までの場合

Prompt telling user that the page has loaded an out of date ActiveX control in Internet Explorer 8.
Internet Explorer 8 の場合

[Update] を選択すると、新しいバージョンの ActiveX がダウンロード/インストールできるページが開きます。[Run this tiem] (今回だけ実行) を選択すると、現在のセッションでのみ ActiveX コントロールが実行されます。同じページを再度開いた場合は、また同じ警告が表示されます。

また Web ページからダウンロードされるデータで、ブロックされる ActiveX と同じプログラムのブラウザー外実行が開始される場合も、次のような警告が表示されます。

Out-of-date ActiveX control blocking also gives you a security warning that tells you if a webpage tries to launch specific outdated apps, outside of Internet Explorer.

ブロックする ActiveX コントロールのリストは Internet Explorer version list で提供されます。Internet Explorer は定期的にこのファイルをチェックし、新しいバージョンのリストがあればダウンロードして利用します。現在ブロック リストに載っている ActiveX コントロールは以下の古い Java です。※8/12追記 これらの Java コントロールに対するブロックはは9月9日以降に有効になり、警告が表示されるようになります。

  • J2SE 1.4, update 43 未満
  • J2SE 5.0, update 71 未満
  • Java SE 6, update 81 未満
  • Java SE 7, update 65 未満
  • Java SE 8, update 11 未満

このリストには今後、さまざまな古い ActiveX コントロールが掲載される予定です。

またこの機能に関する新しいグループ ポリシーも提供されます。新しいポリシーは以下の 4 つです。

  • Logging (ログを有効にする)
    “Turn on ActiveX control logging in Internet Explorer”  を有効にすると、どのような ActiveX がどのような理由で警告されブロックされたのかのログが出力されます (どのようなログなのか IEBlog には記載がないのですが、おそらくイベント ログでしょう)
  • Enforced blocking (ブロックを強制する)
    “Remove Run this time button for outdated ActiveX controls in Internet Explorer” を有効にすると、リストに載っている ActiveX の動作を許可できなくします。警告のメッセージで [Run this tiem] (今回だけ実行) が表示されなくなります。
  • Selected domains (ドメインを選択する)
    “Turn off blocking of outdated ActiveX controls for Internet Explorer on specific domains” を有効にしてドメインを指定すると、指定したドメインでは ActiveX のブロックが無効になります。
  • Turned off (無効にする)
    “Turn off blocking of outdated ActiveX controls for Internet Explorer” を有効にすると、 ActiveX のブロックが無効になります。

これらの新しいポリシーを含む管理用テンプレートは、以下からダウンロードできます (公開は日本時間 8/13 予定)。

また追加情報が Internet Explorer 11 (IE11) – Deployment Guide for IT Pros (日本語版) で公開されるとのことです。

実際のブロックが開始されるまで 1週間程度しかありません。もし企業内などでインストールされている Java のバージョンを制御していて、そのバージョンが古い場合は影響が出る可能性があります。企業内サイトであれば「イントラネット ゾーン」になっているので問題ないでしょうが、外部サイトの閲覧で影響がありますし、もし内部サイトが何らかの理由 (ドメイン名の割り当てなど) でインターネット ゾーンに認識されている場合はそちらにも影響が及びます。Java 自体のバージョンアップを早急に行う事が望ましいのですが、それができない場合は上記のグループ ポリシーの利用を検討しましょう。

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