Hebikuzure's Tech Memo

2013年12月6日

Web Storage と IndexDB の使用領域を管理する

Filed under: Yet Another Internet Explorer Advent Calendar 2013 — hebikuzure @ 9:52 PM

この記事は “Yet Another Internet Explorer Advent Calendar 2013” の6日目です。


Internet Explorer 8 以降のバージョンでは、Web サイトがローカル コンピューター上に様々な情報を保存するための手段として、従来からの Cookie に加えて Web Storage (DOM Storage) が搭載されています。また Internet Explorer 10 以降ではそれに加えて IndexedDB搭載されています

Web Storage の搭載に伴い、それ以前のバージョンで実装されていた userData (常設データ) は非推奨となり、IE10 以降で廃止されています。

これらの機能を利用すると Web サイトはユーザーの許可や操作なしに、ローカル コンピューター上に Cookie より多くのデータを保存する事が可能になり、保存されたデータは、Web Storage  localStorage と IndexedDB で永続的 (Internet explorer を終了して Web サイトとのセッションを終了しても削除されない) です。そのため多くのサイトが無制限にデータを保存すると、ユーザーのディスク領域に影響を与えたり、パフォーマンス上で問題が生じたりする可能性があります。そのため例えば Web Storage の W3C の仕様ではオリジンごとの保存容量に上限を設定することを推奨しています。

オリジンについてははせがわさんのこの記事で分かりやすく解説されています。

Internet Explorer 10 以降のバージョンでは、この容量を管理する手段として [Web サイトのデータの設定] ダイアログ ボックスの [キャッシュおよびデータベース] タブで提供しています。

image

このダイアログ ボックスで、Web Storage や IndexedDB のデータが一定を超えた場合に警告を表示したり、そのような場合に特定の Web サイト (オリジン) に対して制限値を拡張してより多くのデータが保存できるようユーザーが許可したりできます。また特定の Web サイト (オリジン) を選択して、保存済みのデータをすべて削除する事もできます。

この制限値 (既定は 10MB) はグループ ポリシーで設定できます。以下のポリシーを構成してください。

管理用テンプレート
– Windows コンポーネント
– Internet Explorer
– インターネット コントロール パネル
– [全般] ページ
– 閲覧の履歴
– Web サイトの既定の記憶域制限を設定する

またこれらのデータは [閲覧の履歴の削除] で [クッキーと Web サイト データ] にチェックを入れて削除を実行した際にも、(全てのオリジンからのデータが) 削除されます。

image

参考 : IndexedDB Updates for IE10 and Metro style apps (http://blogs.msdn.com/b/ie/archive/2012/03/21/indexeddb-updates-for-ie10-and-metro-style-apps.aspx)

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