Hebikuzure's Tech Memo

2011年1月20日

IE Blog : サイトを「いつも表示」する機能との連動

Filed under: IE Blog, Internet Explorer — hebikuzure @ 6:34 PM

Working with Pinned Sites
http://blogs.msdn.com/b/ie/archive/2011/01/17/working-with-pinned-sites.aspx


“Pinned Site” の機能に関する解説と新規公開のドキュメントの紹介が IE Blog に掲載されましたので、私訳して紹介します。なお “Pinned” は「ピン止めする」という意味ですが、Windows 7 では「いつも表示」という訳語が使われているので、ここでもそれを使いました。どんな機能かすぐ分かる用語ではありますが、あまり洗練されていないような気もします。いかがでしょうか。

以下の文章は IE Blog の 1/17 の記事 Working with Pinned Sites を hebikuzure が私的に試訳したものです。翻訳については Microsoft Corporation およびマイクロソフト株式会社とは無関係に hebikuzure が公開情報に基づき独自に行ったものであり、この文書の内容についての文責は公開者である hebikuzure にあります。翻訳の内容および技術的内容については正確を期すよう十分な注意を払っておりますが、誤りや不正確な部分が含まれている可能性がありますので、本文書を利用される際には原文も併せてご確認ください。


サイトを「いつも表示」する機能との連動

2011年1月17日 午後5:37

Internet Explorer 9 Beta では、Windows アプリケーションと同じ方法で Web サイトを Windows 7 のタスクバーに「いつも表示」させる事ができます。一度「いつも表示」にすると、Windows 7 の他のいろいろなものと同様に Web サイトを起動する事ができます。「いつも表示」させるには、IE9 のタブを Windows 7 のタスクバーにドラッグするだけの簡単さです。

以前には、Web サイトが PC のデスクトップに直接存在する事ができず、ユーザーは Web サイトにたどり着くのに事実上 “2回起動する” 必要がありました — 一度はオペレーティング システムを、そしてもう一度はブラウザーを — 。「いつも表示」したサイトでは、ユーザーはより素早くより簡単に、よく使う Web サイトにたどり着けます。

一度「いつも表示」にされれば、Web 開発者は「いつも表示」されたサイトについて、タスクバー アイコンのジャンプ リストに追加するタスク、通知アイコンを使ったユーザーへのお知らせ、サイトを制御するためのサムネイルのツールバー ボタンの生成などの、メタデータとメソッドを利用できます。Web サイトへのこうした機能を追加は少ない開発コストしか必要ありませんが、サイトの訪問者にはより良い Web エクスペリエンスが提供できます。開発者の皆さんはこれについてのより詳しい情報として、User Experiences: Customizing Pinned SitesPinned Sites: Windows 7 Desktop Integration with Internet Explorer 9、また PDC 2010 のセッション “Taking Advantage of Pinned Sites with Internet Explorer 9 and Windows 7” (10分目辺りまで早送りしてください) をご参照ください。

API のドキュメント

本日私たちは、Windows 7 の「いつも表示」サイトを見た目良く拡張し作成するための、「いつも表示」サイト (別名サイト モード) API をどのように利用するのかについて述べた開発者向けドキュメントを公開しました。このドキュメントでは IE Test Drive Site Pinning のサンプルから漏れた物をピックアップしており、サンプル サイトがどのように構築されているのかを示す多くのサンプル コードを含んでいます。

四つのシナリオが含まれており、それぞれで Internet Explorer 9 での「いつも表示」サイトの機能の側面を開設しています:

Channel9 ポッドキャスト プレーヤー サンプル: 基本編


静的なタスクを含むジャンプ リスト

Channel9 ポッドキャスト プレーヤーのサンプルに、ジャンプ リストの静的な項目を含む「いつも表示」サイトの基本的な機能を追加しています。またWeb サイトで「いつも表示」サイトの機能をユーザーに示す方法についても学べます。

Channel9 ポッドキャスト プレーヤー サンプル: リモート コントロール


ツールバーのあるサムネイル プレビュー ウィンドウ

Channel9 ポッドキャスト プレーヤーのサンプルの音声再生を制御するための、サムネイルのツールバー ボタンを生成します。

TweetFeed サンプル: 検索履歴


TweetFeed の検索結果がカスタム ジャンプリストのカテゴリーに追加されます

TweetFeed サンプルでのユーザーの操作を基に、ジャンプ リストのカスタム カテゴリーに項目を挿入します。

TweetFeed サンプル: 通知

 
通知アイコン

TweetFeed サンプルでのアクティビティーを示すために通知アイコンを利用します。

Introduction to Pinned Sites は「いつも表示」サイトの API についての最良の概説です。またこの資料にはテクノロジーの利点の説明や、この機能によりあなたの Web サイトへのユーザーの関わり方がどのように向上するのかについての解説もあります。

「いつも表示」サイトの機能を検出する

複数のブラウザーを通じて適切に動作するサイトを開発するためには機能の検出が重要です。特定のブラウザーを検出したり関連性の無い機能の存在をチェックしたりするテクニックとは違い、開発者は機能の検出により特定の機能を利用する前にブラウザーでその機能がサポートされているかテストでき、既知の問題の回避策を適用する前にその問題が存在するかテストできます (Same Markup: Writing Cross-Browser Code を参照してください) 。

「いつも表示」サイトの API でも違いはありません。私たちは「いつも表示」サイトの機能を利用する前に、これが利用可能か機能の検出を行う事を推奨しています。external の msIsSiteMode メソッドは「いつも表示」サイトの機能が利用可能か判断する最良の方法です。以下のコードは利用可能な場合には「いつも表示」サイト API を使って正しい動作を行い、利用できない場合には別のコード パス (catch 節) を起動します:

    try {
        if (external.msIsSiteMode()) {
            /*Code for when site mode is supported and active*/
        }
        else {
            /* Code for when site mode is supported, but inactive */
        }
    }
    catch (e) {
        /*Code for when site mode is not supported */
    }
Adobe Flash Microsoft Silverlight から「いつも表示」サイトをプログラムする

IE9 の中で Adobe Flash や Microsoft Silverlight のコントロールを利用している開発者も、JavaScript の「いつも表示」サイト (サイト モード) API を利用して、サイトを Windows 7 のタスクバーに統合できます。

例えば、Adobe Flash を利用してビデオやオーディオを再生しているページでは、ページのサムネイルにメディア コントロールを追加できます (下のスクリーン キャプチャーをご覧ください) 。開発者はここにあるドキュメントで示されている適切な Flash Player の再生機能を、Web ページの ‘msthumbnailclick’ イベント ハンドラーから呼び出せます。このメソッドは Flash Player の再生コントロール機能を呼び出すために JavaScript API を利用します。

Windows 7 のタスクバー サムネイルの中の Flash で生成したメディア コントロール

Web ページはここで説明されているように ActionScript を使い、ユーザーへタスクバーのカスタム ジャンプ リストを提示する事もできます。Microsoft Silverlight も同様のレベルの統合機能が利用できます。その方法の詳細はこの記事をご覧ください。この機能を Flash や Silverlight で利用するための唯一の前提条件は、コントロールがスタンドアローンのアプリケーションとしてではなく、IE9 ブラウザー内でホストされている事です。

開発者向けトレーニングが利用できます

本日、2011年1月17日から、Microsoft はアメリカ合衆国中部地区各地で Windows Development Boot Camps シリーズを開催しています。Boot Camp はクライアント開発についての奥深い 1 日間のクラスです。このイベントでは Windows 7、Internet Explorer 9 および Silverlight 4 のブラウザー外実行の開発についてカバーしています。このトレーニングの一環として、Windows 7 と統合するための「いつも表示」サイト (サイト モード) API の利用方法も含まれています。詳しくは http://www.windowsdevbootcamp.com/ をご覧ください。

「いつも表示」サイト機能によりもっともよく利用する Web サイトに簡単で素早くアクセスできるようになります。ここで説明した先進的な「いつも表示」サイトの機能を提供すれば、あなたの Web サイトは訪問者にとってより利用しやすくなるでしょう。

—Israel Hilerio, 博士, 主席プログラム マネージャー, Internet Explorer

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