Hebikuzure's Tech Memo

2009年5月11日

Windows 7 RC の IE8: 信頼性とテレメトリー | Windows 7 RC 版でタブのハング報告の更新が利用できます

Filed under: Internet Explorer — hebikuzure @ 1:00 PM

IE8 in Windows 7 RC: Reliability and Telemetry
http://blogs.msdn.com/ie/archive/2009/05/04/ie8-in-windows-7-rc-reliability-and-telemetry.aspx
Windows 7 RC Tab Hang Reporting Update Available
http://blogs.msdn.com/ie/archive/2009/05/05/windows-7-rc-tab-hang-reporting-update-available.aspx


今日も IE Blog からの試訳を 2 記事紹介します。

以下の文章は IE Blog の 5/1 の記事 IE8 in Windows 7 RC: Reliability and TelemetryWindows 7 RC Tab Hang Reporting Update Available を hebikuzure が私的に試訳したものです。翻訳については Microsoft Corporation およびマイクロソフト株式会社とは無関係に hebikuzure が公開情報に基づき独自に行ったものであり、この文書の内容についての文責は公開者である hebikuzure にあります。翻訳の内容および技術的内容については正確を期すよう十分な注意を払っておりますが、誤りや不正確な部分が含まれている可能性がありますので、本文書を利用される際には原文も併せてご確認ください。


Windows 7 RC の IE8: 信頼性とテレメトリー

Windows Vista とそれ以外のバージョンの Windows のいくつかの言語版に向けた IE8 の “最終” リリースに伴い、私たちは Windows 7 の IE8 の完成に向けて集中しています。Windows 7 リリース候補版でのWindows 7 に特有の機能 – タスクバーでのタブ、ジャンプ リスト、タッチ機能など – の更新についてブログに投稿しました。本日の投稿は信頼性とテレメトリーに関するものです。

Windows 7 において、IE8 の重要な目標は信頼性を増加させる事です。例えば、IE8 では他のタブからクラッシュしたタブを分離できます。一つのタブで音楽を聴いている際に、他のタブで開いていたサイトがクラッシュした場合でも、IE8 はクラッシュしたタブを分離するので音楽の再生は止まりません。私たちはまた、ユーザーがエクスペリエンスについて同意の下で送信するデータについて大きな注意を払っています。私たちはこうしたテレメトリー情報を製品のリリース後の調整に利用しています。これについて別の投稿で Windows 7 Beta 版についての例を説明しています。

応答の遅延 (“ハング”) や応答なし (“ハード ハング”) はユーザーにとってフラストレーションとなります。Windows 7 RC 版に向けて、私たちは “現実世界” でのブラウザーの応答性についてより多くの、より適切なテレメトリー情報を求めました。ソフトウェアが自分自身の無応答を検知するのは挑戦的な事で、たとえば教室で “欠席している子は名乗りなさい” と言っているようなものです。

Windows 7 RC 版に向けて、ハングしていると思われる応答の遅延を識別する閾値を下げる機能を IE8 に追加しました。基本的に、IE のフレーム (外枠) はタイマーを使い、タブが予め決められた時間以内に応答しないと、ユーザーにページを回復するか、ページを閉じるか、タブが応答するまで待つかを選択するようユーザーに求めます。タブ自身が応答した場合、IE は選択を取り下げます。

タブはさまざまな異なる理由でこのような応答無しの状態になります。Web ページでプラグインが使われており、プラグインが多数のビデオ情報を低速なサーバーからダウンロードしてから処理するためビジーなのかもしれません。ページが http://salarydata のようなイントラネットにあり、ユーザーが表示するために別の認証メカニズムがゆっくりとネゴシエートしているのかもしれません。IE に問題が生じている場合もあります。よりよいテレメトリー情報は、エンジニアとしての私たちにとって、それぞれの状況で何をすべきか確認するために重要です。

基礎的な理由がどうであれ、タイマーをどれだけ敏感にするのかが難しいところです。長すぎるタイマー (例えば 10 分間) では、気短なユーザーに選択肢が表示される事はないでしょう。短すぎるタイマー (例えば 1 ミリ秒) では、普通にブラウジングしてしてもこのダイアログが出たり消えたりするでしょう。再確認になりますが、目標は IE の応答性と信頼性について現実世界でのブラウジングでの情報を得る事です。

製品にこの機能を追加した後の、マイクロソフト内部の初期的なデータに基づいて、私たちはこのダイアログの表示は控えめである方がユーザーにとって好ましく、製品の向上のための情報がより多く得られると考えました。多くのデータが外部の Windows 7 ユーザーから入り始め、報告も増加している事を確認しています。私たちは多数のユーザーを対象としてこの機能がうまく動作するよう研究するため、データを非常に注意深く観察しています。もし良好なエクスペリエンスに支障となると考えられるなら、それを修正するための更新を (以前にしたように) リリースするでしょう。

私たちがテレメトリー情報を追跡しているため、IE の開発者ツールやその他のデバッガーを使って IE をデバッグし、IE のウィンドウを操作しようとしていると、このダイアログが表示される事が多いでしょう。ダイアログ自体はデバッギングに影響を与える物ではありませんが、ダイアログをオフにした方が便利かもしれません。また Windows 7 RC 版を使っていて思ったより頻繁にこのダイアログが表示される場合もあるでしょう。そうした場合、以下のレジストリ キーを変更してダイアログをオフにできます:

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Main!HangResistance, DWORD, 0

ありがとうございました。

IE チーム

追記 : Windows 7 RC 版を “早期” にダウンロードした場合、互換 表示 リスト なしで動作しているかもしれません。これは Windows 7 RC 版向けのリストは Windows 自体とは別の展開システムで作業中だったためです。訪問するサイトによりリストが存在していない事に気づく場合も気づかない場合もあるでしょう。リストは間もなく利用可能になります。


Windows 7 RC 版でタブのハング報告の更新が利用できます

月曜日に解説したように、Windows 7 RC 版の IE8 にはタブの “ハング” を報告する機能が追加されています。この機能は、タブが応答無しであるに違いないと判断するタイマーの閾地に依存しています。この閾地はマイクロソフト内部のユーザーからのデータに基づいて調整されていました。

Windows 7 RC 版の実際のユーザーからのデータが得られ始めるにつれて、一部のユーザーでタブのハングからの回復について通常より頻繁にダイアログが表示されている事に気付きました。月曜日の時点でダイアログが頻繁に表示されすぎるユーザーが多すぎるようであれば、それを解決するための更新を公開すると決めていました。

さらに得られたデータに基づき、Windows 7 に追加されたタブのハング報告機能を無効にする更新を本日公開しました。

この設定変更はユーザーが日々遭遇する現実の問題についての十分なデータが得られたからであり、今後もWindows 7 RTM のリリースやそれ以降にまで継続して応答性の問題の解決に取り組んでいきます。

この更新についての詳細は、こちらにあります。

追記: 互換表示リストの更新をお待ちの方、本日利用可能になりました[。

ありがとうございました。
IE チーム

広告

コメントする »

まだコメントはありません。

RSS feed for comments on this post. TrackBack URI

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

WordPress.com で無料サイトやブログを作成.

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。