Hebikuzure's Tech Memo

2009年5月7日

アクセラレータのカテゴリー

Filed under: Internet Explorer — hebikuzure @ 12:07 PM

Accelerator Categories
http://blogs.msdn.com/ie/archive/2009/04/29/accelerator-categories.aspx

IE Blog からの試訳です。

以下の文章は IE Blog の 4/29 の記事 Accelerator Categories を hebikuzure が私的に試訳したものです。翻訳については Microsoft Corporation およびマイクロソフト株式会社とは無関係に hebikuzure が公開情報に基づき独自に行ったものであり、この文書の内容についての文責は公開者である hebikuzure にあります。翻訳の内容および技術的内容については正確を期すよう十分な注意を払っておりますが、誤りや不正確な部分が含まれている可能性がありますので、本文書を利用される際には原文も併せてご確認ください。

訳注

Blog ではアクセラレータのカテゴリー (日本語版では「区分」)を「動詞」で示すと書かれているが、日本語版 IE8 では本文中の訳注のように動詞ではなく名詞が使われている。日本語と英語の日常的な語法の違いから、日本語で動詞をそのまま使うのはかえって不自然になるからだろう。
とは言えアクセラレータの開発者にとって「区分名はユーザーがアクセラレータをインストールする前にその機能が理解できるような分かりやすい名前」を心がけるという点は同じだと思われる。


アクセラレータのカテゴリー

アクセラレータは常にサービスとエンド ユーザーの距離を縮めるという考え方に基づいています。理想的には、コンテンツを選択すると使いたいサービスがとても素早く選択でき、サービスからの出力やプレビューが簡単にできる事が望ましいのです。

そのためには、ユーザーが興味のあるサービスを選択する事が何にも妨げられないようにする事が非常に重要であると分かりました。たくさんのアクセラレータをインストールしているユーザーが関連のあるアクセラレータをリストから選択しようとするような特別な状況を考えると、アクセラレータの永年の達人であっても 40 個もあると大変でしょう。その結果ユーザーがアクセラレータを使うのを断念し、コピーしてページを移動し貼り付けるという以前の流儀に戻ってしまうのではないかと心配しています。

私たちにとってユーザー エクスペリエンスは非常に重要です。そこでこうした問題を解決しアクセラレータをより使いやすく強力にする方法を決めました。私たちがたどり着いたこの解決方法は、区分のシステムです。

これまでアクセラレータの区分についての説明をしていませんでした。そこで機能の背景とどのように動作するのかを説明し、これにより Internet Explorer 8 でのブラウジングがより楽しく役立つものになる事を示したいと思います。

区分システム

どのアクセラレータもサービスを使って何かをします。そのため、アクセラレータが何をするのか動詞で示せます。類似しているアクセラレータを同じ動詞で示せるなら、それをグループ分けしてより整理されたアクセラレータのリストをユーザーに示す事ができます。私たちはこの動詞のフィールドをアクセラレータの XML マニフェストに追加し、それをアクセラレータの “区分” として参照するようにしました。

さらに検討を加え、同じグループの中でもユーザーは特定のアクセラレータを他よりよく使う事になるのではないかと考えました。そこで他より優先して表示される “既定” のアクセラレータというアイデアに至りました。

区分化と既定のアクセラレータによって、現行の区分システムに必要な材料が揃いました。まず、ユーザーが使っているすべての区分の既定のアクセラレータを含むトップ レベルのメニューを表示する事にしました。これは多くの場合ユーザーは既定のアクセラレータを使おうとしているからであり、必要なアクセラレータを見つけるのに必要な手間を最小限にできます。

さらにユーザーが全部のアクセラレータを見たいと思ったら、区分によりグループ化されたオーバーフロー メニューを表示できます。これはおそらく既定以外のアクセラレータを使おうとするユーザーの役に立つでしょう。たとえばユーザーが二つの電子メール アカウントを持っていて、たまたま既定ではないアクセラレータに関連付けられているアカウントを使って送信したいとしましょう。アクセラレータをアルファベット順で探さなくとも、それは既定の電子メール アクセラレータと同じセクションを探せば見つかります。

これは表示されるメニューの例です:

この図のようにトップ レベルのメニューからよく使うアクセラレータにアクセスできます。“すべてのアクセラレータ” メニューから残りの全部にアクセスできます。二番目のメニューでは水平の仕切り線が区分を示しています。

一般的な区分

区分の機能を設計した際、多くの人気のあるサービスが少数の幅広い区分へグループ化できる事に気付きました。とはいえ私たちは拡張性がありカスタマイズ可能なシステムを作りたかったのです。そこで私たちは市場のニーズの大半に対応できる事を期待し、アクセラレータを 4 つの “標準” に区分して製品を出荷する事としました。もっとも新しい区分を作りたい人のためにドアは開かれています。標準の区分は以下の通りです:

  • Blog
  • Map
  • Send
  • Translate

(訳注 : 日本語版 Internet Explorer 8 では標準の区分は次の通りです)

  • ブログ
  • 地図
  • 電子メール
  • 翻訳

上記の 4 つの区分のうち、“send” 以外はそれ自身を説明する言葉になっています。“Send” はデータを一つの場所から別の場所に移動させるようなアクセラレータで、他の区分にはそぐわない物のための多目的な区分です。

標準の区分以外にも、IE8 には既定では含まれないもののよく使われる区分があります。こうした区分には以下のようなものが含まれます:

  • Bookmark (ブックマーク)
  • Email (電子メール)
  • Find (検索)
  • Share (共有)

すべてのアクセラレータがこれらの区分のどれか一つに適している訳ではないとしても、アクセラレータのシナリオのかなりの数がこれらで表せると思います。そのため、可能な限り上記の区分のいずれかを使う事をお勧めします。

メニューのグループ分けのためだけでなく、区分名はユーザーがアクセラレータをインストールする前にその機能が理解できるような分かりやすい名前にしていただきたいと思います。

自分自身で区分する

私たちは早い時期から、開発者の皆さんがこの機能から、たとえばプレビュー ウィンドウにメディア プレーヤーを埋め込むというような、予期しない素晴らしい成果を出されるだろうと考えていました。そこで皆さんを標準の区分に縛るより、区分システムを開かれたものにする事を選びました。

同時に、エンド ユーザーが彼ら自身の関連付けに基づいてアクセラレータを再区分できるようにしようと思いました。この作業は実際にとても簡単です。ツール –> アドオンの管理 –> アクセラレータの順に進むと、インストールされているすべてのアドオンが選択できます。画面下部左側にアクセラレータの区分が表示され、変更のための小さなリンクがあります。

異なる区分の方が現在の区分よりあなたのニーズにそぐうのであれば、区分を変更する事ができます。またどのアクセラレータも画面右下の “既定に設定” ボタンを押す事で区分の既定に設定できます。

まとめ

アクセラレータについての作業は楽しいものでした。私が開発で楽しんだのと同様に、アクセラレータの区分を活用してください。フィードバックがありましたら、お気軽にコメントを残してください。

ありがとうございました。

Jon Seitel
プログラム マネージャー


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