Hebikuzure's Tech Memo

2008年8月24日

ターミナル サービスでサーバー上の既定の IME を使用する方法

Filed under: Windows Tips — hebikuzure @ 12:33 PM

Windows Server 2003 のターミナル サービスや Windows XPのリモート デスクトップに接続すると、そのセッション内で使用される既定の IME (キーボード レイアウト) は以下のようなロジックで決定される。

  1. リモート デスクトップ クライアントが実行されているコンピュータ (クライアント) の既定の IME (キーボード レイアウト) がサーバーで利用可能な場合は、クライアントの既定の IMEと同じ IME (キーボード レイアウト)
  2. リモート デスクトップ クライアントが実行されているコンピュータ (クライアント) の既定の IME (キーボード レイアウト) がサーバーで利用できない場合は、サーバーの既定の IME (キーボード レイアウト)

これは、元々クライアント側でターミナル セッション (リモート デスクトップ クライアント) のウィンドウ内と、それ以外のクライアント アプリケーションやクライアントのデスクトップで異なる IME (キーボード レイアウト) が使用されるとユーザーが混乱する可能性があるので、できる限りクライアント側の操作では常に同じ IME (キーボード レイアウト) が使用されるように設計されている事による。

しかしこのような動作のため、例えばクライアントで IME 2002 が既定の IME となっていると、より新しいバージョンの IME (IME 2003 や IME 2007 など) がサーバーにインストールされていても、ターミナル セッションでは IME 2002 が使用されてしまう、といった現象が発生する場合がある。
また、例えばクライアントはシン クライアント的に使う、あるいはそもそもシン クライアントであるような場合、この動作を無効にして常にサーバーの既定の IME (キーボード レイアウト) がターミナル セッション内でも使用されるようにした方がトラブルが少ないと考えられる。
あるいはターミナル セッション中で特定のアプリケーションを使用し、そのオペレーションを統一したいのでどのクライアントからアクセスした場合でも使用される IME (キーボード レイアウト) を一定にしたい場合も考えられる。

クライアントの IME (キーボード レイアウト) を無視して常にサーバーの既定の IME (キーボード レイアウト) がターミナル セッションで使用されるようにするには、ターミナル サーバーで以下のレジストリ値を構成する。
(変更を有効にするには、再起動が必要)

キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout
名前 : IgnoreRemoteKeyboardLayout
種類 : REG_DWORD
データ : 1

このレジストリ値は Windows Server 2003 SP1 以降と Windows XP SP3 で有効になる。

参考情報
MSKB 924852
How the “Regional and Language Options” settings in Windows Server 2003 are applied
http://support.microsoft.com/kb/924852/en-us

MSKB 842136
The IgnoreRemoteKeyboardLayout registry entry has no effect in Windows Server 2003
http://support.microsoft.com/kb/842136/en-us

MSKB 924271
The IgnoreRemoteKeyboardLayout registry entry does not work on a Windows XP-based computer
http://support.microsoft.com/kb/924271/en-us

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