Hebikuzure's Tech Memo

2008年7月21日

Internet Explorer のサポート ツールとデバッグ ツール

Filed under: Windows ツール — hebikuzure @ 10:47 AM

Windows に既定でインストールされる標準の Web ブラウザである Internet Explorer には様々なサポート ツールやデバッグ ツールが用意されている。
Web の閲覧で問題が生じる場合や Internet Explorer と他のアプリケーション (Office や Adobe Reader など) との連携のトラブル、Web アプリケーションのデバッグに利用可能なツールにとして、下記のようなものがある。

Internet Explorer Developer Toolbar
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=e59c3964-672d-4511-bb3e-2d5e1db91038&displaylang=en

Internet Explorer で表示しているページの DOM の表示や編集、CSS や HTML 構造の解析などが行えるツール。
Internet Explorer 6 と Internet Explorer 7 に対応している。Internet Explorer 8 には対応していない。
Internet Explorer 8 の Developer Tool についてはこのページ (MSDN) を参照。

STRACE
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=f5ec767f-27f2-4fb3-90a5-4bf0d5f4810a&DisplayLang=en

Internet Explorer の内部的な HTTP リクエスト/レスポンスについての動作ログを採取するには、元々 Wininet.dll のデバッグ バージョンを使用する必要があったが、STRACE ツールを使用すると DLL を置き換える事なしに同じようなログが取得できる。SSL / TLS などで暗号化されているためネットワーク トレースでは HTTP リクエスト/レスポンスが確認できない場合でも、このツールでログが採取できる。
ただし Wininet.dll のデバック バージョンでは WinInet API の呼び出しと結果がすべて記録されるが、STRACE では HTTP リクエスト/レスポンスのログに限られ、例えばキャッシュ関係の動作などは記録されない。
また STRACE は Internet Exolorer だけでなく他のソケット ベースのプログラム (Outlook Express などのメーラーや FireFox などの他のブラウザ) に対して使用する事もできる。
STRACE からログ対象のアプリケーションを起動して採取する事も、起動済みのプロセスにアタッチする事も可能なので、なかなか便利である。
– 参考
Internet Explorer Support Tools and Debugging (MSDN Blog)

HTTPREPLAY
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=d25ba362-c17b-4d80-a677-1faff862e629&displaylang=en

STRACE で採取したログを解析して HTTP リクエスト/レスポンスを再構成して表示するツール。Wininet のログも同様に解析・表示できる。
ログに記録されているサーバーからのレスポンスを元にページを再構成して表示する事が可能なので、問題が発生する環境と同じ現象を別の環境で「目で見る」事ができる (場合がある)。
– 参考
Internet Explorer Support Tools and Debugging (MSDN Blog)

Fiddler2
http://www.fiddler2.com/fiddler2/version.asp

HTTP トレースツールであり、リクエスト ビルダーでもある便利なツール。
サーバー/クライアントの HTTP リクエスト/レスポンスを採取し、様々な形式で表示できるだけでなく、リクエストを加工・編集してサーバーに送信し、その結果を解析する事もできるので、Web アプリケーションのデバッグに有用。
Internet Explorer 以外のプログラムの HTTP トレースの採取もできる。また (デフォルトでは無効になっているが) HTTPS トレースも採取できる。

Microsoft Network Monitor 3.1
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=18b1d59d-f4d8-4213-8d17-2f6dde7d7aac&DisplayLang=en

Microsoft 純正のパケット キャプチャ ツール。
以前のバージョンの Network Monitor はフル機能バージョンが SMS にしか付属しておらず、機能的にも使い勝手面でもフリーのツール (Wireshark など) に見劣る部分があったが、3.0 以降フル機能が無償で利用できるようになっている。( バージョン 3.2 Beta も Connect サイトでテスト公開中)
Wireshark のようにパケット ドライバ (PCap) をインストールしないので、環境を少しでも汚したくない場合や、サードパーティのドライバのインストールができない環境でも使用できる。
ちなみに 3.2 では CAP 形式のログを読み込む機能が追加されているので、益々便利かも。

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1件のコメント »

  1. […] Internet Explorer のサポート ツールとデバッグ ツール […]

    ピンバック by 人気記事ベスト20 « Hebikuzure's Tech Memo — 2011年6月4日 @ 1:27 PM


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